宮代町の 「花工房・伽草庵(かそうあん)」 (上野章子さん経営) で開かれている
「フラワーデザイン教室」 で4月1日から、 文部科学省認定のフラワーデザイナーの検定試験が受けられることになった。
府北部に受検会場が設けられるのは初めてのことで、 教室の生徒だけでなく府北部でフラワーデザイナーの資格を取得しようと考えている人にとっても朗報となる。
フラワーデザイナーの検定試験ができる教室はこれまで、 府内では京都市内の6校だけだった。
そのため6校に通っている生徒は教室で受検できるが、 そのほかの受検希望者は大阪まで行かなければならなかった。
検定試験の実施校になるための認定試験を受けるには、 教室の主宰者が日本フラワーデザイナー協会の講師と審査員
(指定花材編と自由花材編) の資格を持ち、 フラワーデザイナー1〜3級に5人以上合格させていることのほか、
1級の資格所持者が教室に在籍しているなどの条件をクリアしなければならない。
試験を受けても3人に1人合格するかどうかというほどの難関だが、 条件を満たしていた上野さんは今年2月に東京で開かれた同協会の認定試験を受け、
見事に合格した。
1〜3級の試験はそれぞれ年に3〜4回行われ、 上野さんが開く同教室でも4月以降、
試験が実施されることになる。 ただし、 教室の生徒以外の受検希望者は、 上野さんの教室で数回の指導を受けなければならない。
同教室は毎週5日間開かれており、 コースは 「受検コース (レギュラー・集中)」
と 「スタッフ養成コース」 「カルチャーコース」 「生け花コース」 の4種類。
問い合わせは同店 (43・2867) へ。
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フラワーデザイナー資格の取得希望者に朗報!
宮代町 伽草庵が受検会場の認定受ける
府北部では初、4月1日から
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