東部4小学校の統合に伴う閉校式が睦寄町の奥上林小と八津合町の中上林小で26日、
十倉名畑町の口上林小と鷹栖町の山家小で27日にそれぞれ開かれ、 各校とも在校生や卒業生らに惜しまれながら長い歴史に幕を閉じた。
「ずっとずっと忘れない」 奥上林小
このうち奥上林小では閉校式と同時に奥上林幼稚園の閉園式も執り行われ、
会場となった体育館には園児と児童、 来賓、 地元住民ら合わせて約150人が足を運んだ。

式では、 国歌と校歌斉唱に続いて四方八洲男市長が式辞で、 閉校を惜しむ住民らに
「未来へと希望を開いていくバネにして下さい」 と語りかけたほか、 岩鼻長務・奥上林地区自治会連合会長と大石浩明・同校PTA会長がそれぞれ祝辞を述べた。
児童による閉校の言葉では、 6年生の野々尾明香さんが学校生活の思い出を振り返り、
全校児童全員が自分たちで歌詞を考えた 「ありがとう奥上小」 の歌を合唱したあと、
最後に 「これから新しい歴史に向け、 力強く初めの一歩を踏み出します。 ずっとずっと忘れない。
ありがとう奥上林小学校」 と締めくくった。
式終了後の記念行事は同校閉校記念事業実行委員会が主催し、 園児4人による合唱や綾部中学校ブラスバンド部の演奏、
奥上林小の卒業生で武庫川女子大声楽学科に通う野々垣圭さんの歌、 同小児童の
「とち太鼓」 が披露されたほか、 記念碑の除幕式も行われた。
「思い出はいつまでも輝く」 口上林小
27日に行われた閉校式のうち口上林小では、 児童やPTA、 地元住民、 来賓など合わせて約330人が出席。
131年の歴史を刻み地区内から姿を消す小学校に名残を惜しんだ。

校庭での閉校記念碑の除幕のあとに体育館で行われた式典では、 四方市長の式辞と渡辺一成・口上林地区自治会連合会長の来賓あいさつに続き、
柳田嘉宏・同校PTA会長が登壇。 「もう教室で子どもが学ぶことも、 体育館に校歌が響くこともない。
心の古里をなくしたような思いがするが、 誇りある伝統と校風は東綾小の中で生きていくと思います」
と、 自らの感慨も込めてあいさつした。
続いて、 全校児童が一人ひとり、 口上林小での思い出を語り、 合唱も披露。
さらに児童らが 「思い出は心の中で宝石のようにいつまでも輝いています。 ありがとう、
さようなら口上林小学校」 と校舎に語りかけると、 会場では目頭を押さえ、
すすり泣く来場者の姿もあった。
式の終了後には、 同校閉校対策委員会が 「お別れ会」 を催し、 陸上自衛隊福知山音楽隊による小学唱歌の演奏や、
スライド鑑賞、 余興などが行われた。
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