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2005.2.18
厄神さんに参拝者続々

厄除神社(上野町)と上谷厄神神社で例祭
 厄除(やくよ)けを始め、 家内安全や病気平癒(へいゆ)、 交通安全などを祈願する例祭が18日、 上野町の若宮神社内の厄除神社と下八田町の上谷厄神神社で執り行われ、 境内では朝から社殿の前で熱心に手を合わす参拝者の姿が多く見られた。

 このうち厄除神社の 「綾部厄除祭」 では、 宵宮となる17日にもたくさんの人が参拝に訪れた。 両日とも参拝者たちは、 巫女(みこ)らによって販売される守り矢やお守り、 お札などの縁起物を買い求めていた。
上谷厄神神社にも三々五々、参拝者が訪れた
 約300年の歴史がある 「厄神大祭」 が営まれた上谷厄神神社では、 下八田町の上谷地区6戸が総出で伝統の大祭の準備を整え、 参拝者を受け入れた。
綾部厄除祭でお守りなどを買い求める参拝者ら

 輸送距離を短くし、 使用する燃料を少なくすることを通してCO2の削減を狙った京都府産認証木材が、 「京都議定書」 が発効された16日、 鍛治屋町の京都木材加工センターから亀岡市に向けて初出荷された。 この木材認定制度は環境に加え、 府内林業の振興への波及効果も期待される。

 木材は、 外国産材の輸入など長距離輸送に伴う使用燃料が多く、 その結果として運送トラックなどのCO2の排出量も増える。 その排出削減を目的に、 「地産地消」 の発想を取り入れたのが府産認証木材の制度で 「環境に優しい資材」 のアピールなどを目的としている。

 現段階での認証対象は、 間伐材を使った丸棒製品と合板製品。 同日までに、 府内の26の木材関連事業所が認定を受けている。 同センターを運営する府森林組合連合会 (奥田幹生会長) もその一つで、 同議定書発効に併せ認証を受けた木材の初出荷式が行われた。

 今回、 同センターが出荷した認定木材は、 丸棒 (長さ2メートル、 直径約20センチ) で800本。 体積にして約80立方メートルで重さ約30トンになる丸棒は、 亀岡市の治山ダム工事現場で使用される。

 このケースでは、 間伐材の搬出から納品までの輸送距離は約100キロで済み、 CO2の排出量は通常の全国平均の輸送距離で出る12トンの約6分の1の2078キロに抑えられるという。

 この日の初出荷式には、 府や府地球温暖化防止活動推進センターなどの関係者が出席。 このうち、 奥田会長はあいさつで、 認定制度により地球温暖化への抑制効果と同時に、 府内での地元産木材の需要の高まりによる林業振興への期待も述べた。
府森林組合連合会

地産地消で輸送の二酸化炭素削減

府産認証木材を初出荷
木材を積んだトラックと関係者たち
NEWS INDEX  2005.2.18付
◎山家の国道沿いを「桜街道」に
 住民有志が「山家さくら会」立ち上げ発足総会
 景観復活へ3月に苗木30本を植樹
◎「あやべ南無の会」20周年記念
 僧名持つ京セラ名誉会長
 稲盛和夫さん招き講演会
 3月16日に府中丹文化会館で
◎風声 「憲法9条」よ どこへ行く 宮代町 山内博
◎今年もやります「丹の国まつり」
 開催日を4月29日に決定
◎食に感謝する気持ちを!
 綾高が「農業クラブ学習発表会」開く
 昨年10月開催の全国大会報告も
◎「あやべ市民バス」を審議
 2月臨時市会 18日に採決
◎府森林組合連合会
 地産地消で輸送の二酸化炭素削減
 府産認証木材を初出荷
◎市民招待席
 京都生協40周年でチャリティーコンサート
 「紙ふうせん」がやってくる!
 3月12日に府中丹文化会館で開催
◎あやべ春秋
 雪降る頃 栗町 大槻勝之
◎あやべ文芸
 短歌
  寺町歌会
  大島町短歌サークル
  豊里短歌会
 俳句
  天衣京都あやべ句会
◎ジュニア五輪の出場権獲得
 水泳 あやべSSの井上央君(12)
 標準記録 自由形100、200メートルとも突破
◎厄神さんに参拝者続々
 厄除神社(上野町)と上谷厄神神社で例祭
◎視覚・聴覚障害者の体験セットなど寄贈
 ボランティアグループの
 「愛あーす綾部」が市社協に
◎綾高普通科V類の倍率は1.5倍に
 今春の推薦入試
◎おーらい 綾部 往来
 ・今年は「韓日友情年」です
  “韓流お茶席”はいかが!
   トラジ文化研究会の金美花さん(44)=福知山市
 ・市民の立場で交通安全に
  つながる活動を積極的に
  綾部地域交通安全活動推進委員協議会会長の井長守さん(79)=青野町
◎来週のFMいかる
◎市が3月3日に補聴器装用講座
◎告知板
◎満1歳になりました