花粉症には 花粉で!
簡単に作れて良く効く
「花粉入りきな粉あめ」いかが
下八田町の大西さんが作り方を
FAXで本社に投稿
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「花粉症には花粉で」 ―。 下八田町の大西洋爾さん (62) から先日、 「花粉症によく効き、
簡単に作れる 『花粉入りきな粉あめ』 の作り方を紹介します。 花粉症でお悩みの方、
一度試めしてみてはいかがでしょうか」 という内容のFAXでの投稿があやべ市民新聞社に寄せられた。
大西さんは4年ほど前、 日本農業新聞に掲載された薬草コンサルタントの平田眞知子さんの記事を読んだ。
そこには杉の雄花をアルミ箔(はく)に包んで黒焼きし、 粉状にしたものを1回1〜2グラム飲むと、
花粉症に効果があると記してあった。
大西さん自身は花粉症を発症していないが、 杉の雄花を採って来てフライパンでよく煎(い)り、
しばらく冷ましたあとミキサーを使って粉を作ってみた。 この粉を花粉症で苦しんでいる知人に試してもらうと、
実際に効き目があったという。 この粉を更に飲みやすいものに改良したのが、
「花粉入りきな粉あめ」。
大西さんによると、 雄花を煎る時に枝や葉が付いていると多少きついにおいが周囲に立ち上ることがある。
大西さんは、 「原料となる雄花は花粉が飛ぶ前のものを使い、 採取に当たっては花粉症でない方に」
と注意を呼びかけている。
大西さんが紹介する 「花粉入りきな粉あめ」 の作り方は次の通り。
(1)=キッチンバットかボウルに、 きな粉200グラムと杉の粉末大さじ1を入れてよく混ぜておく
(2)=なべに水180CC水あめ200グラム、 砂糖200グラムを入れて透明になるまで煮る
(3)=(1)と(2)を混ぜ合わせてよくこね、 まな板の上に載せて鉛筆より少し細めの棒状に延ばす。
1センチほどに切り分け、 最後にきな粉を少しまぶすと出来上がり
(4)=(3)を1回2〜3粒、 1日3〜4回、 発症する前から食べ続けると効果がある
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