豊里小校歌にはこんな意味が
作詞、作曲の篠原綾子さんが児童に解説
|
|
口上林と山家の両小学校が統合して来年4月に新しく誕生する東綾小学校の校歌を作曲した篠原綾子さん
(70) =乙訓郡大山崎町=が27日に来綾。 篠原さんが校歌を作詞・作曲した栗町の豊里小学校
(薗田宏子校長、 241人) を訪れて、 校歌に込められた意味を子どもたちに伝えた。
綾部市出身の篠原さんは山家小学校や豊里・綾部両中学校、 綾部高校のほか乙訓郡の学校で40年にわたって教師を務め、
定年退職後に自宅で 「子どもと文化研究所」 を開設。 音楽童話作家で教育学博士でもあり、
豊里小のほか市内の幼稚園や保育園の園歌や、 絵本なども制作している。
豊里小の校歌は英語の歌詞もある珍しいもので、 ヤマハが昨年秋に出版した
「発掘! 校歌なるほど雑学事典」 で、 全国の学校の校歌と共に紹介されている。
開校から6年が経過した同校は、 子どもたちに校歌を大事にしてもらおうと篠原さんを招いた。
篠原さんは子どもたちに校歌の意味を解説したあと一緒に校歌を歌い、 「いつまでも仲良く、
励ましあって過ごして下さい」 と呼びかけた。
この日、 篠原さんは鷹栖町の山家小と十倉名畑町の口上林小でも、 新しい校歌の指導をした。
|