府内最大級の屋根付きゲートボール場がある下八田町の 「ホテル広子園」 (酒井悦夫社長)
が、 より地域に根ざした事業を展開しようとしている。 その一つとして綾部市内の女性グループによる漬物やみそ、
梅干しといった農産物加工品の販売を施設内で始めた。 4月からは毎週日曜に、
駐車場で野菜や花などを販売する 「朝市」 の開催を計画しており、 同ホテルは出店希望者を広く募集している。
同ホテルには土・日曜を中心に市内外からゲートボール愛好者らの利用が多い。
施設内には土産物コーナーがあるが、 「綾部らしい」 商品は取り扱っていなかった。
そこで同ホテルでは 「せっかく来ていただいたお客さんに綾部のことをもっとPRしたい」
と、 「京・綾の里」 と名付けた無添加の各種加工食品を製造販売している市農村女性加工研究会
(四方こよし会長) の協力を得て、 地元産品の売り出しを始めた。
同研究会の商品が販売されたのは、 同ホテルで約150人の宿泊客があった22日から。
22日夕と翌23日朝と昼には、 同研究会のメンバーたちが交代で販売コーナーの店頭に立ち、
ホテル利用者に商品の説明もした。
各商品の価格は現在、 同ホテルが設定している。 ホテル側は今後の販売状況を踏まえながら、
商品の内容量や価格、 販売方法などに関して更に同研究会と協議し、 新たな
「綾部の特産品」 となるようなものを作っていきたい考えだ。
新規事業として同ホテルは国道27号沿いにある立地条件を生かして、 4月から地元産の生鮮野菜などを販売する
「朝市」 もスタートさせる。 開催は毎週日曜の午前7時から同10時まで。 2月15日まで出店希望者を受け付けている。
問い合わせは同ホテル (42・5500) へ。
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ホテル広子園
市内の女性グループの農産物加工品など販売
4月から毎週日曜に「朝市」も
野菜や花などの出店希望者を募集中
より地域に根ざした事業の展開を
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