あやべ市民新聞 on web NEWS INDEX & PHOTO NEWS
2005.1.21
コウゾの皮剥ぎにチャレンジ

物部小4年生
白道路楮生産組合を見学
 地元の産業を知ろう―と物部小学校の子どもたちが19日、 白道路町にある白道路楮(こうぞ)生産組合 (山岡茂組合長) のコウゾ素材加工施設を見学し、 黒谷和紙の原料の製造過程などについて学んだ。

 同施設を訪れたのは4年生19人。 山岡組合長から、 和紙の歴史と黒谷和紙となるコウゾの60%は同組合が供給していることや、 生木のコウゾの枝を蒸気ボイラーで3時間かけて蒸し、 その枝から手作業で剥(は)ぎ取った皮が原料となることなどの説明を受けた。

 また、 児童らは皮を剥ぎ取る作業に挑戦。 久木崇範君や中塚初也君らは 「コウゾを蒸す蒸気は、 サツマイモをふかしたような匂(にお)いがする」 「皮は思っていたより簡単に剥がせた」 などと話していた。 子どもたちは、 2月に黒谷町で紙漉(す)きの体験も予定している。
コウゾの皮を剥ぐ子どもたち

 高齢者や乳幼児のノロウイルス感染による死亡が報告されるなか、 府中丹東・西両保健所は19日、 管内の福祉施設関係者を対象とした、 同ウイルスなどの発生やまん延を予防するための研修会を里町の市中央公民館で開いた。

 研修会には、 高齢者や障害者の77福祉施設から関係者131人が参加。 医学博士の中村泰三・同東保健所長が、 「ノロウイルスは生ガキなどの貝類で見られるが食品中では増殖せず、 人の腸管内で増えて嘔吐(おうと)や下痢などの胃腸炎の症状を引き起こす」 などと概要を説明した。

 中村所長はまた、 「ウイルスの潜伏期間は短く、 1〜2日で改善するため感染症法では感染率が最も低い部類だが、 抵抗力の落ちている高齢者や幼児では数個から百個程度でも体内に入ると発症する」 と語り、 排泄物(はいせつぶつ)などから感染するとして手洗いなどの衛生管理の徹底を求めた。

 このあと、 同東保健所環境衛生室の玉井陽一副室長が、 感染症胃腸炎と食中毒予防について更に具体的に説明。 同西保健所の池内希和保健師と佐藤裕見子保健室長が、 2次感染防止のための消毒方法などを指導した。
ノロウイルス感染を防げ!

保健所が福祉施設対象に研修会開く

手洗いなど衛生管理の徹底を
福祉施設関係者が出席して行われた研修会
NEWS INDEX  2005.1.21付
◎JAが4月から大規模再編
 経済事業改革や「ふれあいセンター」廃止、人員削減・・・
 足腰強い経営体質へご理解を
 JA京都にのくに
 特に高齢の組合員には厳しいものに
 店舗なくなる地域が大幅に増加
◎ノロウイルス感染を防げ!
 保健所が福祉施設対象に研修会開く
 手洗いなど衛生管理の徹底を
◎市内バス路線対策検討委
 アンケートへの協力呼びかけ
 方向性出すため活用したい
◎風声 雪の朝 高津町 塩見弘之
◎京都弁護士会
 新会長に綾部出身の田中彰寿氏(54)を選任
 課題は司法支援センター設立準備
◎本社福祉基金への寄託
 綾部の福祉向上に役立ててと3万円
◎市民招待席
 ミュージカル「はだかの王様」
 2月28日に劇団四季が府中丹文化会館で
◎桂吉弥さんら若手4人が来演
 30日にI・Tビルで「あやべ寄席」
 市内5団体で実行委 市民の来場呼びかけ
◎「明治6年に綾部で一揆あった」
 中筋公民館・新春歴史講演会
 山崎巖・綾部史談会会長が語る
 山家、八田、延、吉美、位田などで約2千人
◎17年度訓練生入校願書を受け付け中
 福知山高技専
 データベース講座生も
◎同級・同窓・OB会だより
 ・カラオケなどで「古希」祝う
  中筋国民学校の昭和22年卒業生
◎あやべ春秋
 ・酉年雑感 本町7丁目 田中尚正
 ・昔は遠くなりました 田野町 岸澄枝
◎あやべ文芸
 俳句
  丹波春燈句会 西村勝美選
 短歌
  清山荘短歌会
  高嶺会
◎登校児童殺傷事件から丸3年
 雪の中で故湯浅裕介君の めい福祈る
 神宮寺町の現場で関係者らが「しのぶ会」
◎新庄浩太君の出場に期待!
 23日に都道府県対抗男子駅伝
◎おーらい 綾部 往来
 都道府県対抗女子駅伝Vを
 「縁の下の力持ち」役で支援
 支援コーチを務めた綾部高校教諭
  大槻寛史さん(37)=福知山市
◎生徒たちが伝統の米麹作り
 綾高東分校
 購入予約も受け付け中
◎コウゾの皮剥ぎにチャレンジ
 物部小4年生
 白道路楮生産組合を見学
◎「大寒」に桜の花
 井根山公園遊歩道沿い
◎来週のFMいかる
◎綾部会館で新春囲碁・将棋大会
◎告知板
◎おめでとう
◎おくやみ
◎満1歳になりました