あやべ市民新聞 on web NEWS INDEX & PHOTO NEWS
2005.1.17
「明日の農には夢があるV」
市興農会議などがフォーラムを開催

都市との共生の交流が重要
グリーンツーリズムでも意見交換
  「農業・農村の明日を考える」 を今回のテーマとしたフォーラム 「明日の農には夢があるV」 (市興農会議など主催) が15日、 西町1丁目のI・Tビルで市民ら約220人が参加して開かれ、 岡崎昌之・法政大教授の基調講演とパネルディスカッションが行われた。

 同フォーラムは、 一昨年が 「構造改革特別区」、 昨年が 「地産地消」 をテーマに開かれ今回が3回目となる。

 岡崎教授は 「グリーンツーリズムとまちづくり」 と題した講演で、 ドイツの 「アグリツーリズム」 の例や歴史的な背景などから、 都市の形成には農山村の存在が不可欠であり都市と農山村とは 「対立の構図から共生の交流の立場になることが重要」 と説いた。

 また、 今後は都市生活者を取り込む意味で 「農山村の大競争時代になる」 と指摘。 農家民泊においては 「単に田植えや稲刈りといった米作りの農業のハイライトだけを体験させるのではなく、 感動や魅惑、 魅力を印象付け、 リピーターを増やすことが大切だ」 と語った。

 続くパネルディスカッションは、 立命館大の河村律子助教授を司会者に、 五泉町の自宅で農家民泊を受け入れている芝原キヌ枝さんと鍛治屋町の半農半X研究所代表の塩見直紀さん、 それに橋本雅夫・府農村振興課長がパネリスト、 岡崎教授がコメンテーターとなり、 農村・農業の活性化のためのグリーンツーリズムの可能性などについて意見交換をした。

 この日は第35回市農林業振興祭での農林業功労者表彰も行われ、 8個人1団体に功労者表彰、 6個人2団体に感謝状が贈られた。
グリーンツーリズムの可能性などが話し合われたパネルディスカッション

野鳥たちが“本社来訪”

小正月まで待ってた!?

しめ飾りのミカンついばむ
しめ飾りをついばむメジロ
 ○…先日、 可愛いらしい 「本社来訪」 があった。 来訪者は野鳥。 元日から玄関に掲げているしめ飾りのミカンを13日ごろから、 次々と野鳥がついばみに来るようになった。 当初はヒヨドリの姿をよく目にしたが、 ミカンの中身も半分ほどに減った14日にはメジロ=写真=も。

 ○…野鳥たちは、 人間が小正月にしめ飾りを取り外して焼納する風習を知ってか、 それに合わせて腹ごしらえをしているかのよう。 今冬は雪が多いため、 えさを求めて山から下りてきたと思われるが、 「今年は酉(とり)年」 と言うと、 ちょっとこじつけになる?
NEWS INDEX  2005.1.17付
◎阪神大震災10年
 あやべ塾が公開例会開き可能性を探る
 自治会に自主防災組織をつくろう
 市が基本的なマニュアル作り
 その上で各自治会の協力必要
 専門的な知識と経験持つ「実働隊」が威力発揮
 課題多いが必要な組織でもある
◎前回落選者優先
 新規は25区画程度
 “大人気”市営共葬墓地の第3期募集開始
◎風声 サランヘヨ(愛してる) 寺町 稲葉美恵子
◎路線バスアンケート
 全世帯対象に実施へ
 市が17日に全戸配布、2月上旬に集計
◎この人
 綾部商工会議所会頭
 松田安弘さん(73)=宮代町
 中心市街地の再生へ本腰
◎「新たな文化の創造のため更に研鑚、向上に努力を」
 市文化協会が新年互礼会
 功労者らへの表彰式も行う
◎屋根吹き替え後 初の厄神祭
 今田町自治会
 今田八幡宮で祭礼営む
◎市民ら約120人がチャレンジ
 綾部公民館
 綾部百人一首かるた会開く
◎野鳥たちが“本社来訪”
 小正月まで待ってた!?
 しめ飾りのミカンついばむ
◎子らがもちつき楽しむ
 物部児童館
◎こちらは「新春いも煮会」
 なかすじ児童センター
◎「明日の農には夢があるV」
 市興農会議などがフォーラムを開催
 都市との共生の交流が重要
 グリーンツーリズムでも意見交換
◎告知板
◎おくやみ
◎くらしのしおり
 捜して下さい! 猫
◎あやべ文芸
 寸紅社