ふるさと綾部に熱い思い
出身者、ゆかりの人ら会員数約350人
「京都あやべ会」が再発足
盛大に京都で発足総会を開く
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亀岡市以南の府内に住む綾部出身者や、 綾部にゆかりのある人、 綾部特別市民で構成する
「京都あやべ会」 の発足総会が5日、 京都市内の新都ホテルで開かれた。 同会には約350人が入会。
同日は、 このうち多数の来賓らを含む約180人が出席して会の門出を祝い合った。
「京都あやべ会」 は、 京都市在住の綾部出身者らで過去に組織されていたが、
近年は活動を停止していた。 そこで、 改めて組織を再発足させようと、 八津合町出身の元衆議院議員で文部大臣も務めた奥田幹生さんら関係者たちが発起人会を作り、
再出発に向けての準備を進めてきた。
総会では初めに、 発起人を代表して奥田さんが設立の趣旨説明や古里・綾部に対する思いなどを語ったあと、
「地元中の地元・京都に、 あやべ会が大きく息を吹き返した。 頼もしいことだ」
とあいさつ。
発起人の紹介と会則の承認、 役員選出をし、 会長に就任したジーエス・ユアサコーポレーション会長の村上晨一郎さんが
「京都に住む私たちに綾部から吹いてくる3つの風がある。 里山を吹く心地よい風と、
産業振興の風、 豊かで様々な顔を持つ文化の風だ。 私たちも大きな関心を持って見守りたい」
と古里への熱い思いを披れきした。
祝辞を披露した四方八洲男市長は 「一番身近な応援団、『叱咤(しった)激励隊』
として見守って頂きたい」 と会員らに呼びかけ総会は閉会。 位田高城太鼓演奏などのアトラクションをはさんで行われた懇親会では、
福山哲郎、 松井孝治、 二之湯智の各参議院議員や東京、 大阪、 滋賀の各あやべ会会長など来賓多数が紹介され、
山田啓二府知事と高木寿一・京都市副市長が祝辞を述べて、 林田悠紀夫・東京あやべ会会長の発声で乾杯。
出席者らは会食をとりながら、 綾部への思いを語り合った。
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