災害に負けず頑張って!
大江町の子どもたちに全校児童が文房具贈る
綾部小子ども会
|
|
災害に負けず頑張って―と上野町の綾部小学校 (土田稔校長、 842人)
の子ども会 (小林翔平会長) は19日、 全校児童から集めた文房具を台風23号で被害に遭った加佐郡大江町の子どもたちに贈った。
大江町では有仁小学校と美河小学校の校区で特に被害が大きく、 中にはランドセルや教材などすべてが流されて学校へ行く意欲をなくしている児童もいるという。
同町で災害復旧のボランティアに参加した綾部小の村上嘉彦教諭 (51) が現地の子どもたちを励まそうと提案。
子ども会を通じて全校児童に使わない文房具の提供を呼びかけた。
これに対し、 児童らから1700本余りの鉛筆や80冊のノート、 保護者が縫った手提げ袋など数多くの品が集まったほか、
西町1丁目のはとや文具店からはランドセルも寄せられた。
19日には子ども会の運営委員10人が、 集まった文房具に 「一日も早く普段通りの生活に戻れることを祈っています」
などと書いた励ましの手紙を添えて、 大江町の自宅が床上浸水などの被害に遭った仁張よし子教頭
(52) に寄託した。
集まった文房具は後日、 大江町教育委員会を通じて被災した子どもたちに届けられる。
|