「マコモ」で編んだ炭俵など
3種類の新製品を開発
東山町の炭焼き同好会
14日の「あやべ産業まつり」で販売へ
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東山町の東山公園に窯を設けて炭焼きに励んでいる炭焼き同好会 (有道大作代表)
がこのほど、 マコモで編んだ俵に木炭を入れた炭俵の置物など3種類の新製品を開発し、
川糸町のあやべ市民新聞社へ持ち込んだ。 14日にとよさか町の府綾部工業団交流プラザ周辺で開催される
「あやべ産業まつり」 の会場で販売される。
同会は平成5年に結成された。 現在は木炭と竹炭、 木酢液、 竹酢液、 画用炭を販売しているが、
会員の岩崎勝巳さん (79) が 「炭焼きだけでは面白くない。 何かをやってみよう」
と新製品の開発を提案した。
企画は主に岩崎さんが担当。 マコモの葉を編んだ俵に約1キロの炭を入れた
「福俵」 (1個1千円) や、 竹炭で作った人形 「チャコちゃん」 (1個300円)
などを開発した。
「福俵」 は木炭の吸臭・吸湿作用とマコモの空気浄化作用があり、 玄関などに置くと効果があるという。
開発には、 粉が出ないよう木炭を袋に入れるなど工夫もした。
このほか、 ビールや日本酒に入れたりコーヒーを混ぜたりするのに使うと味がまろやかになるという竹炭
「クルクル スティック」 (5本入り100円) なども製造。
産業まつりの会場では福俵を約20個、 人形とスティックはそれぞれ約30個ずつ販売するが、
「もしも売り切れた場合はご容赦(ようしゃ)を」 と有道代表 (67) は話している。
炭焼き同好会の製品は東山町の理容シバヤマ (46・0506) と井倉新町の有明オート
(42・6990) で販売している。
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