教室生7人全員入選
妙徳寺陶芸教室 京都のアマコンテストで快挙
準大賞の岡田佳子さんを筆頭に
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渕垣町の臨済宗妙徳寺で開かれている 「妙徳陶芸教室」 に通う岡田佳子さん
(53) =星原町=がこのほど、 京都市内で行われた第5回 「陶芸アマチュアコンテスト」
で準大賞に入った。 同教室からはほかに6人が出品し、 全員が入選を果たす快挙を成し遂げた。
同教室は同寺住職で陶芸家だった村田陶石さんが平成10年9月に開設した。
13年に村田さんが75歳で亡くなったあとも、 「陶芸を通して綾部の文化水準向上を」
と願った村田さんの遺志を継ぎ、 日展会友の森田隆司さん (50) =京都市=が指導者として続けている。
清水焼団地協同組合が主催する同コンテストには全国各地から401点の応募があり36点が入賞、
入選は240点だった。 岡田さんは、 雲と山並みを表現した作品 「雲海」 で準大賞に輝いた。
同教室からは岡田さんのほか、 由良修一さん (42) =新庄町=が優秀賞、
酒井彰子さん (54) =福知山市=と松井孝美さん (55) =味方町=、 村上美智代さん
(50) =同=、 高橋日光三さん (63) =高津町=、 白波瀬裕美さん (24)
=岡町=の5人が入選した。
出品者全員が賞に入ったことについて森田さんは 「(作品は) 造形的にも良く、
釉薬ゆうやくの表情もうまくいった」 と評価する。 一昨年にも入選している岡田さんは
「今まで通り、 楽しく続けていきたい」 と喜んでいる。
岡田さんと由良さんの作品は1年間、 京都市内の清水焼団地で展示されている。
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