町井貞一さん、山下芳松さん
「エイジレス・ライフ章」おめでとう
野中広務氏、四方市長もかけつけ祝辞
120人余り集いホテル綾部で祝賀会
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生き生き人生の高齢者に内閣府が贈る今年度の 「エイジレス・ライフ章」 に輝いた町井貞一さん
(98) =上野町=と山下芳松さん (90) =鍛治屋町=にあやかろう―と3日、
味方町のホテル綾部で2人の受章を祝う会が来賓や知人ら120人余りが出席して開かれた。
2人を紹介するビデオを全員で見たあと、 5人の発起人を代表して滝下昇一さんがあいさつ。
続いて来賓の四方八洲男市長が、 スキー愛好者でつくる 「銀嶺会(ぎんれいかい)」
の会長の山下さんと今春、 スキーに行った時の山下さんの元気さや、 常に新しいことを計画し準備を重ねて実行に移す町井さんの素晴らしさをたたえ、
「お2人とも、 これからが男盛り。 人生の先達として私たちを導いてほしい」
と賛辞を呈した。
また自治大臣、 自民党幹事長などを歴任し昨年、 52年にわたる政治生活にピリオドを打った野中広務氏は、
旧制中学時代の恩師である山下さんと、 元舞鶴市長が弟で元JR東日本常務が長男の町井さんとの関係を交えて祝辞を述べた。
このあと孫たちから花束を贈られた2人は自らの半生を振り返り、 町井さんは
「身に余る光栄」 と語り、 健康で長寿の秘訣(ひけつ)の一つを 「少しは心配事があったほうがよい」
とユーモアを交えて披露。 山下さんは 「歯を大切にすべき」 と述べ 「この栄誉を汚さぬよう今後も頑張る」
とはっきりした口調で語っていた。
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