視覚障害者の外出に同行するガイドヘルパーの有志でつくる 「てびきの会」
(森本信太郎代表、 25人) は28日、 車いすを使ってJR綾部駅周辺の移動や特急電車への乗り降りを体験する勉強会を開いた。
ヘルパーらは普段、 目の不自由な人の手を引いて移動の補助をしているが、
将来は高齢になった視覚障害者たちが車いすを使う可能性も考えられる。 そのため、
車いすを移動させる訓練をしようと初めて開いた。
この日はヘルパー13人と視覚障害者1人が参加。 2人1組になり、 障害を持った人の気持ちが分かるようにと1人はアイマスクを着けて車いすに乗った。
青野町の市保健福祉センターを出発したヘルパーらは、 綾部駅でエレベーターに乗ったり、
駅周辺の横断歩道を渡ったりしたほか、 階段にプレートを設置して特急電車への乗り降りを想定した練習にも挑戦した。
参加者たちは 「腕力がないから、 ちょっとした段差でも調節が難しい」 とか、
「目が見えないと不安を感じた」 とそれぞれ感想を述べていた。
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車いすで駅周辺の移動や特急電車に乗る方法学ぶ
視覚障害者の外出のガイドヘルパー
「てびきの会」が綾部駅で体験勉強会
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