救急隊と救急指定病院との連携を更に密にして、 よりよい医療サービスを図っていこうと、
7日と 「救急の日」 の9日の2日間、 味方町の市消防署の 「1日救急隊員」
を市立病院 (青野町) の看護師が務め、 救急救命士の仕事などについて理解を深めた。
119番通報を受けて出動する救急隊は応急処置を施すなどして救急車で患者を病院に運び、
受け入れる病院側は専門的な治療を行っている。 互いの機関の協力態勢を更に築いていく一環として、
市立病院の看護師が救急隊員の業務を体験することになった。
この日、 田中均・市消防長から 「1日救急隊員」 の辞令を受けたのは木下由記さん
(33) =中筋町。 木下さんは市立病院に勤務して12年目で、 今年8月まで救急外来を担当していた。
市消防署には現在、 医師の指示を基に除細動や気道確保といった特定行為ができる救急救命士の資格を持つ職員が12人いる。
救急患者の搬送に使われる高規格救急車を見学した木下さんは、 車内に装備されている機材などについて職員から熱心に説明を受けていた。
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救急隊と救急指定病院との連携を更に密に!
9月9日は「救急の日」
市立病院看護師が市消防署「1日救急隊員」体験
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