あやべ市民新聞 on web NEWS INDEX & PHOTO NEWS
2004.9.1
「おはよう」と声かけ登校指導

地域挙げて子どもを守ろう

綾部中校区の保護者や住民ら初実施
 2学期がスタートした1日、 綾部中学校 (山田昭校長) の校区の綾部、 中筋、 吉美の3地区全体で、 同校や地区内の3小学校に通う児童・生徒に保護者や地元住民らが声かけをする登校指導が初めて行われた。

 子どもたちを犯罪や交通事故から守り、 あいさつを通して地域住民との交流を深めてもらおうと、 綾部中PTA (滋野竹彦会長) が心の教育連絡会議や3小学校のPTA、 3地区の公民館や自治会連合会に協力を呼びかけて取り組んだ。

 同時に3地区の住民にも、 活動に参加してもらうよう依頼。 参加者たちは、 子どもたちの登校時間の午前7時半から8時20分ごろまで、 交差点といった通学路の危険な場所や自宅前などに立って、 通学する子どもたちとあいさつを交わした。

 滋野会長 (43) =味方町=は 「今回はきっかけ作りとして取り組んだが、 良ければどんどん進めて継続させていきたい」 と話している。
綾部中校区で登校指導始まる

 30日午後から31日未明にかけて中国地方に再上陸し近畿地方などを暴風域に巻き込んだ台風16号は、 綾部市内の各地で強風による被害をもたらした。 青野町のグンゼ研究所の構内では、 強い風に飛ばされたトタンが敷地内の電線に引っかかって一部が歩道にはみ出した。 このほか、 高津町では幹周り約2メートルのクヌギが根こそぎ倒れて近くのアパートを直撃するなどしたが、 市内ではけが人などはなかった。

 舞鶴海洋気象台によると、 舞鶴市での最大瞬間風速は30日午後8時43分の30・7メートルで今年に入って6回上陸した台風のうち、 最大の風力だった。 また、 10分間ごとの風速を観測できる福知山市内のアメダスでは、 同日午後10時半から同40分までに16メートルを観測している。

 一方、 雨量は宮代町に設置されているアメダスで30日10時からの1時間で22・6ミリ、 降り始めとなった同日午後8時から31日午前8時までに63・5ミリを記録した。

 グンゼ研究所では、 屋根のトタン約150平方メートルが北側に飛ばされ、 敷地内の電柱の通信ケーブルを覆って垂れ下がるようになったが、 31日の午前中に撤去した。

 高津町のアパートでは31日朝、 室外に出た住民が、 木が建物に寄りかかるようにして倒れているのを発見した。 それまで気づかなかったという。 この倒木でアパートへ引き込んでいた電話線が切断され、 電話が一時不通となった。

 綾部署によると、 強風などに伴う事故などの報告はなかった。 JRでも一部区間で運行を見合わせたが、 最終列車の通過後で利用者に影響はなく、 関西電力は 「停電の報告が1件あったが、 台風の影響によるものではなかった」 という。
トタン飛び、倒木も

市内でも台風16号の影響

けが人などは無し
台風の影響で飛ばされた屋根のトタン
NEWS INDEX  2004.9.1付
◎重助は旧制福中では周知の人だった!
 本紙記事に市民から新たな情報が寄せられる
 当時の教職員が「郷土の先賢」で研究
 福高100年誌に記載も
 研究発表の講演には孫が出席し、遺品も提示
◎風声 綾部出身者たちが古里への思い綴る 神宮寺町 森下優
◎初日はコシヒカリ 8割占める
 JA綾部西部営農センター皮切りに
 新米の等級検査開始
◎「綾部百人一首」写真集 残り44冊に
 櫻井通夫さんが10年がかりで撮影し作製
 増刷計画は無し
◎高齢者や障害者、家族もどうぞ
 12日にI・Tビルで無料成年後見相談会
 リーガルサポートの京都支部
◎ネパールではありがとう!
 北京都地学研究会 ガイドのタパさん綾部に招く
 再会喜び合い、天文館など市内案内
◎「おはよう」と声かけ登校指導
 地域挙げて子どもを守ろう
 綾部中校区の保護者や住民ら初実施
◎写真展やフェスを通じて 中東和平への願い新たに
 実行委が3日間にわたりアスパAホールで催す
◎朗読や歌で広がった 詩集「六畳半の宇宙」
 豊里地区の住民有志ら「ひまわりコンサートと詩を語る夕べ」開催
◎トタン飛び、倒木も
 市内でも台風16号の影響
 けが人などは無し
◇第12回文字敬太郎旗争奪少年野球大会第1日
◎告知板
◎おめでとう
◎おくやみ