国の 「緑の雇用担い手育成対策事業」 を受けて府内各地で林業を学んでいる
「緑の研修生」 の現地研修会が5日、 釜輪町の国有林で開かれた。 24人の研修生が参加し、
間伐の方法などを教わった。
同事業は林業労働者の高齢化に伴い、 若い人材を育てようと平成15年度から始まり、
昨年度は全国で2400人が研修を受けた。
今年度の京都府の研修生は18歳〜58歳の25人で、 府内の各森林組合などに配属されて16日間の合同研修と180日間の職場内研修を受けている。
研修を終えた研修生らは、 各森林組合が雇用する。
今回の研修会は綾部市森林組合と府林業労働支援センターが主催し、 近畿中国森林管理局京都大阪森林管理事務所の協力を得て国有林で研修が行われた。
参加した24人の研修生たちは5班に分かれ、 100平方メートル当たりに生えている約30本の杉のうち、
細いものや獣害を受けたものなど3割を伐採する作業に励んだ。
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「緑の研修生」らが間伐方法など学ぶ
国の担い手育成事業で
釜輪町の国有林を訪ねて
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