子どもたちを交通事故や犯罪から守り、 地域と学校、 家庭が一丸となって子育てに取り組んでいこうと、
綾部小学校 (土田稔校長、 843人) と同校PTA (堀義典会長) は 「子ども見守り隊」
と名付けた活動を始めた。 通学路に立って児童に声かけをするなど、 この活動に協力してもらえる住民の参加を呼びかけている。
子どもを狙った犯罪が多発する中、 登下校の時間帯などに住民が通学路に立って交通事故や犯罪が起きないよう見守る。
同時に、 住民とのあいさつなどを通して地域とのつながりを持つことで、 子どもたちの社会性を育(はぐく)むのも目的の一つ。
6月23日に綾部地区の自治会長会で協力を呼びかけたあと、 PTAの各地域委員が担当する地区ごとに開かれた地域懇談会で、
活動の趣旨や通学路の中で危険な場所などを説明した。
活動に携わる際、 住民は腕章かたすきを付け、 自由な時間に通学路に立ったり自宅の前で子どもたちに声をかけたりする。
登下校の時間帯でなくても、 たすきを付けてウオーキングをすることで、 犯罪抑止の効果も期待されている。
堀会長は 「活動を通して、 地域の人にも子育てに関心を持ってもらうきっかけになれば幸い」、
土田校長は 「こういう活動がどんどん広がってくれれば」 と話している。
「子ども見守り隊」 について問い合わせは事務局のある綾部小 (42・0290)
へ。
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学校・家庭・地域が一丸となり子育てを
綾部小PTAが「子ども見守り隊」への
市民の協力呼びかけ
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