田んぼの稲が5メートル四方も黒く変色!
28日、金河内町
落雷が恐らく原因
所有者の加柴正二さんびっくり
夜中にせん光、ドーンと大きな音も・・・
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金河内町の加柴正二さん (74) が所有する田んぼで6月28日、 稲が黒っぽく変色した部分が見つかった。
原因は落雷によるものと思われ、 加柴さんは 「こんなことは初めて」 と驚いている。
28日午前2時ごろ、 自宅で眠っていた加柴さんは突然、 まぶしい光とドーンという雷の大きな音を聞き、
目を覚ました。 この時、 心配になり家の周囲を見渡したが、 特に変わった様子はなかったという。
そして同日午後、 イノシシ用の電気柵を田んぼの周りに設置していた加柴さんは、
一緒に作業をしていた住民から 「(加柴さんの) 田んぼにおかしな色が付いている」
と言われ、 見てみると、 稲が5メートル四方にわたって黒っぽく変色していた。
この部分の稲の葉はねじれた状態になり、 中心部分だけが白っぽく枯れたようになっていた。
前日にも稲の状態を見ていた加柴さんは、 「急にこんなことになったのは雷が落ちたとしか考えられない」
と推測している。
田んぼは自宅から100メートルほど離れた場所にあり、 「家に落ちなくて良かった」
と胸をなで下ろす加柴さん。 「落雷した稲の根は大丈夫そうだが、 おそらく収穫は無理。
取りあえずはこのままにしておきます」 と話していた。
府中丹東農業改良普及センターの職員にこの稲の写真を見てもらったところ、
「おそらく雷が原因」 とのこと。 「枯れていれば、 数日したらこの部分全体が白っぽくなるかもしれないが、
雷の程度によっては稲が生き延びる可能性もある」 ということだった。
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