あやべ市民新聞 on web NEWS INDEX & PHOTO NEWS
2004.5.28
楽しんでます! 私たちのサークル(80)
バドミントンサークル「綾部キッズ」
シャトル追う子らの目いきいき
府北部4強入り選手も着実に増える
バドミントンサークル「綾部キッズ」
 高校の教師をしている大槻義和さん(47)=大島町。 綾部高校在任中にバドミントンの指導をしていた。 いろんな大会に出場して、 生徒たちがいいところまでいくが、 ある程度のところで限界を感じていた。
 いくら真面目に一生懸命練習していても他校と差があるのを 「高校からバドミントンを始めたんでは遅いんじゃないか」 と大槻さんは考えた。 そこで、 もっと早くからバドミントンをする子を増やし、 裾野(すその)を広げることを思いついた。
 同じころ、 地元に就職した綾部高校バドミントン部の卒業生の中に 「スポーツをしたい。 バドミントンを続けたい」 という思いがあることを知った。
 この2つの思いが1つになり、 小、中、高校生のバドミントンサークル 「綾部キッズ」 が10年前に誕生した。
 綾高のOBたちは、 メンバーの指導を行い、 そのあとで自分たちが練習するという形で参加している。
 木曜の午後6時半になると、「こんばんは」と口々に元気な挨拶あいさつをして小学生が体育館にやってくる。 フットトレーニングをたっぷり行ってからコートに立ち、 指導者に 「お願いします」 と礼をしてから練習開始。
 しばらくすると、 中学生や高校生もやってきて、 きちんと挨拶をする。 体育館の中は、 号令をかける声や 「キュッ、 キュッ」 というシューズの音が響き活気にあふれてくる。
 8時になると小学生の練習時間は終わる。 送り迎えはそれぞれの親が責任を持ってすることになっている。
 練習を終えた3人の小学生は口をそろえて 「楽しい」 と答えてくれた。 待っていたお母さんも 「子どもたちが楽しみにして喜んで参加するので苦にならない」 と言う。
 バドミントンは地味な室内競技に思われているが、 かなりハードなスポーツ。 シャトルの速さも1流のプレイヤーなら時速300キロも出るとか。 動きも敏捷(びんしょう)さが要求される。 そのシャトルの速さ、 失速して落ちていく緩急のギャップがバドミントンの醍醐味(だいごみ)、 面白さらしい。
 指導に当たっている綾高OBの女性は 「綾部の多くの子どもたちがバドミントンに親しんでくれること、 そこから強いプレイヤーが出てくれることが夢。 いつか、 自分の子どもとバドミントンができることを楽しみにやっている」 と言う。
 こうした願いが実を結び始めたのか、 ここ数年は力をつけて優秀な選手が増えてきた。 京都の北部でベスト4に入る選手も着実に多くなった。
  「6月にサークルで初めての引退者を送り出します。 やがて引退した子たちが子どもたちにバドミントンの指導をしてくれ、 バドミントンの裾野が広がって盛んになることが夢です」 と大槻さんは話してくれた。
入会案内
 入会金なし。 会費・1回につき小中学生100円、 高校生200円、 OBは300円。 入会希望、 見学は毎週木曜の午後6時半から9時までに直接、 市総合運動公園体育館へ。


綾部がチャレンジデー勝利
最終結果は綾部市71%、臼杵市61%
チャレンジデーで盆踊りをする市民ら
 15分以上の運動をした住民の参加率を競う世界的なスポーツイベント 「チャレンジデー」 が26日に開かれ、 多くの市民が各地でスポーツに親しんだ。 初参加した綾部市は参加率71・4% (2万7992人) を記録、 対戦相手の大分県臼杵市に10ポイント以上の差をつけて勝利を収めた。
 参加率55% (約2万2千人) を目標に掲げた綾部では、 実行委員会が並松町の市民センターや青野町のあやべ健康プラザなど4カ所でメーンイベントを開いて住民の参加を呼びかけた。
 午前10時現在の参加率は綾部が12・5%で臼杵市が7・9%、 午後3時では綾部37・6%、 臼杵33%と綾部がリードしていたが、 午後5時では綾部42・3%、 臼杵46・4%と逆転されたまま最終結果へ。
 午後10時の結果発表で臼杵は61・0% (2万2060人) だったため、 綾部の勝ちが確定した。 臼杵市役所には27日から1週間、 綾部市の市旗が掲揚されている。
 四方八洲男市長は 「これを契機に臼杵市との交流が広がることを期待しています」 とのコメントを発表した。
 また、 実行委が行った綾部の参加率予想クイズでは、 東山町の菅井泰子さんが71・4%を的中させた。
NEWS INDEX  2004.5.28付
◎物部、豊里西の無医地区解消へ
 6月1日に「花ノ木診療所」再開
 鍛治屋町の施設借り受け、綾冨士会が運営主体になって
 綾部ルネス病院からの支援も整える
◎風声 懐かしき歌と共に 西町2丁目 川渕起世子
◎綾部がチャレンジデー勝利
 最終結果は綾部市71%、臼杵市61%
◎30日に市囲碁大会
 プロ棋士による指導碁も 本社後援
◎米国の臨界前核実験に抗議
 市と市議会
◎平成15年の中丹高額所得法人
 日東精工が9億円超え2位
 経常利益82億円のグンゼは純損赤字
 綾部の公示対象は1増の7法人に
◎集団登校児童傷害致死事件 第15回公判
 被告弁護側が被告人質問
 「腰のけいれんによる事故だ」
◎女性のページ 家庭欄
 ・キラ☆ボラ ボランティアに励む人たち(9)
  FMいかるの市民パーソナリティー
  出口由美子さん(42)=青野町
  気取らず素で、元気に楽しく
  小学生の作文紹介は自らの糧にも
 ・楽しんでます! 私たちのサークル(80)
  バドミントンサークル「綾部キッズ」
  シャトル追う子らの目いきいき
  府北部4強入り選手も着実に増える
 ・おすすめ献立
  ハス蒸し
 ・お知恵拝借 料理
 ・健康百味箪笥 赤尾明俊(1)
  健康のカギは自然の中に
◎あやべ文芸
 ・短歌 つるばみ歌会 高嶺会 志賀の里
◎物部チームが全国3位入賞
 ゲートボールの選抜大会シニア男子の部
 優勝の熊本代表に準決で惜敗
◎こちらは綾部チームが本大会へ
 ねんりんピックゲート 府中部予選でV
◎「さんしょまつり」で住民交流
 下替地町自治会 収穫など約50人が楽しむ
◎会員らの力こもった書ずらり
 本社後援 グンゼ博物苑で天溪会支部展
◎市民招待席
 四川省伝統芸術団が公演
 6月12日に府中丹文化会館で技や劇披露
◎市民招待席当選者 「アイ・ラヴ・ピース」
◎来週のFMいかる
◇第58回市中学校陸上競技大会=26日付2面の続き
 ・男子下級の部
 ・女子下級の部
◎まちかど事件簿
 “野焼き”で書類送検
◎告知板
◎おめでとう
◎おくやみ
◎満1歳になりました