あやべ市民新聞 on web NEWS INDEX & PHOTO NEWS
2004.5.24
パレスチナ人の平和への思い実感
豊里中3年生 修学旅行の班活動で駐日常駐総代表部訪問
「同じ世代の子らが兵士とは衝撃的」
「綾部でも僕らの思い伝える活動を」
 17日〜19日に東京方面へ修学旅行に出かけた豊里中学校3年生のうち、 大槻陽平君 (14) =小畑町=と年増雄一君 (同) =栗町=らの班が、 今月31日に来綾する駐日パレスチナ常駐総代表部のワリード・シアム代表 (49) と会い、 パレスチナに生きる人々の平和への思いを学んだ。
 大槻君らの班は事前にイスラエルとパレスチナの自然や産業、 宗教、 歴史などを学習。 1時間以上にわたり、 「パレスチナの住民は中東の平和を望んでいる」 と言うシアム代表から中東の様子などについて話を聞いた。
 シアム代表の話を聞くまでは中東問題に関心がなかったという年増君だが、 「僕らと同じ年代の子が兵士になって戦っていると聞いたのは衝撃的だった」 と語る。
 一方、 「僕たちにできることは何か」 という大槻君の問いかけに対するシアム代表の返事は 「日本の子どもたちも中東の平和を望んでいるというメッセージを、 イスラエルとパレスチナの代表者に届けてほしい」。
 2人は、 「僕たち子どもの思いで戦争が終わるなら、 綾部でもそのことを伝えて活動できるのでは」 とシアム代表の思いをしっかりと受け止めたようだ。
豊里中生徒がパレスチナ駐日総代表部訪問

待ち望んだ窯出しに関係者ら笑み浮かぶ
5年ぶり穴窯復活の渕垣町の妙徳寺境内
妙徳寺の穴窯が5年ぶりに復活
 渕垣町の妙徳寺境内で5年ぶりに火が入った穴窯から22日、 焼き上がった陶芸作品が出てきた。 最も原始的な窯とされる穴窯を使って作品を制作した経験がない人がほとんどだったが、 次々と姿を現す自らの作品を手にしながら、 関係者たちの顔に笑みがこぼれた。
 この穴窯は元々、 同寺住職で陶芸家だった村田陶石さんが使用していた。 平成11年に使われたが、 13年4月に陶石さんが享年75歳で他界したため長期間、 この穴窯が焚(た)かれることはなかった。
 陶石さん亡きあとも、 同寺で行われている陶芸教室で講師を務める日展会友の森田隆司さん=京都市=や教室生らが中心となって、 穴窯の復活プロジェクトを計画。 様々の準備を経て今春、 実行に移すことになった。
 5月3日から窯への火入れが始まり、 9日まで松を中心にした薪(まき)をくべる作業が関係者らによって昼夜を問わず続けられた。 それから一定の冷却期間を終え、 いよいよ22日に窯出しとなった。
 今回のプロジェクトは、 この穴窯の特徴を把握するため、 作業期間中の各種データも収集された。 窯の中では場所によって温度が微妙に異なるため、 窯出しの日も窯の坑口付近から奥までそれぞれに置かれた作品の焼き具合などが細かくチェックされた。
 森田さんは 「今回、 陶石さんがなされていた焼き方とは違う方法でやってみたが、 全体的にうまくいけたと思う。 今回の経験を基にしながら1年に1回は、 この穴窯を使うようにしたい」 と話していた。
NEWS INDEX  2004.5.24付
◎メルマガ界で著名な「藤沢あゆみ」は綾部在住者だった!
 四方恭子さん 今度は本の出版で大反響
 「愛されるしくみ」 販売サイトで2回連続1位
 20〜40代の女性から圧倒的支持得る
◎風声 「放浪記」を観て 睦寄町 熊内洋子
◎事前登録では綾部市リード
 いよいよ26日にチャレンジデー
◎天神町の公衆トイレ
 5月末で閉鎖へ
 設置から44年 老朽化で
◎市バレーボール協会
 ソフトバレー大会 出場チーム募集中
 本社後援で6月27日に開催
◎パレスチナ人の平和への思い実感
 豊里中3年生 修学旅行の班活動で駐日常駐総代表部訪問
 「同じ世代の子らが兵士とは衝撃的」
 「綾部でも僕らの思い伝える活動を」
◎待ち望んだ窯出しに関係者ら笑み浮かぶ
 5年ぶり穴窯復活の渕垣町の妙徳寺境内
◎初回は「ニュースポーツ」体験
 今年度の綾部文化少年団活動スタート
◎総合男女とも綾部優勝、豊里準優勝
 最優秀選手には桑谷君、野々垣さん
 市中学陸上競技大会
◎更に市民に親しまれる施設に
 「あやべ作業所」開設10周年記念して式典
 役職員らの表彰も行う
◎告知板
◎おめでとう
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