山家小-口上林小 中上林小-奥上林小
来春統合へ児童の交流学習次々と
保護者同士や住民との交流にも力を入れる
|
|
平成17年度からの統合が決まっている山家と口上林両小学校、 中上林と奥上林両小学校は今年度、
両校の児童が一緒に授業を受ける交流学習に取り組んでいる。 統合まで1年を切り、
子どもたちの交流を深めるとともに、 保護者同士の交流も目指し、 スムーズな統合に向けた環境づくりが進められる。
昨年度から中上林小と交流授業を行っている奥上林小は、 「最初は緊張していたが、
回を重ねるごとに打ち解け、 後半は違和感もなく授業が受けられた」 と昨年の子どもたちの様子を語る。
ただ、 保護者同士はまだまだ交流できていないのが現状で、 4月には両校の児童と保護者が睦寄町の光明寺を訪れるなど、
保護者や地域住民との交流にも力を入れている。
一方、 山家と口上林の2校は5月下旬から6月上旬にかけて口上林小での授業を計画。
山家小では6月下旬から合同のプール指導が行われ、 7月2日には授業参観を予定している。
2学期は山家小での授業や校外での社会見学、 3学期も合同授業や縄跳び大会を行うほか、
両校の保護者の交流として6月と11月にはドッジボール大会なども計画されている。
山家小の水嶋靜野校長は 「学校が統合されることについて子どもたちに動揺はなく、
来年度から新しい友だちが増えるという期待感も持っている」 と言い、 「17年度から新しい、
より良い学校づくりに向けて視野を広げていきたい」 と話している。
|