高津町の公会堂前に新設された花壇に色鮮やかな数々の花が咲き誇り、 住民らの目を楽しませている。
花壇は、 中筋地区婦人会の高津支部が今年3月末で解散したのを記念に整備された。
これをきっかけに、 年間を通して花壇の管理や手入れを主にした活動を行う新たな住民グループの発足準備も進められている。
長年にわたって地域に根ざした活動を続けていた同町の婦人会も時代の変化などで、
今年3月31日付で幕を閉じた。 その際、 会計に残っていたお金を地域のために有効に活用しようと、
自治会に相談。 婦人会が平成15年度に 「花づくり」 に取り組んだことから、
花壇を作ることになった。
公会堂前の荒倉川沿いに整備された花壇は約30平方b。 購入した様々な花苗に加え、
市みどり公社の助成によるドウダンツツジの苗木を植えた。 また婦人会の歴史を残すため
「高津婦人会」 と刻まれた石柱も設置した。
完成した花壇の今後の管理をどうするか検討し、 JR高津駅前にある花壇も合わせて世話するボランティアを住民の中から男女を問わず募ったところ、
40人近くの人から賛同が得られた。 そこで服部功さんと大槻實さん、 大槻つた江さん、
高橋吉久栄さんの4人が発起人となった 「高津花つくりボランティアグループ」
(仮称) を立ち上げることにした。
発起人の1人で前高津自治会長の服部さんは、 「花壇の維持・管理だけに限らず、
山登りといった行事も行うことを通して互いの親ぼくを図るグループにしたい」
と話している。
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花咲き誇る花壇 お目見え
高津町公会堂前 婦人会支部が解散記念し新設
花づくり活動 地域で展開へ
住民による奉仕グループ設立準備も進む
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