あやべ市民新聞 on web NEWS INDEX & PHOTO NEWS
2004.4.5
春雨に桜舞う中、伝統の春季大祭
 あいにくの春雨となった4日、 高津町の高津八幡宮 (大槻正明宮司) と宮代町の綾部八幡宮 (奈島正倫宮司) でそれぞれ春季大祭が執り行われ、 五穀豊じょうや家内安全などが祈願された。

厳かに雅楽奉納 高津八幡宮
 高津八幡宮の神殿内では、 氏子でつくる雅楽演奏グループ 「伶人(れいじん)会」 が、 竜笛(りょうてき)や笙(しょう)、 篳篥(ひちりき)などの楽器を使って厳かに雅楽を奏でる中で神事が行われた。
 ただ、 恒例となっている 「子ども神輿(みこし)」 の町内巡行は雨天のため中止。 参列者らは、 見ごろになった境内の桜の花を愛(め)でたり、 展示されている生け花作品に目をやるなどしていた。




傘鉾練り込み歓喜の踊り 綾部八幡宮「お田植式」
 綾部八幡宮では春季大祭終了後に 「お田植式」 が奉納された。
 お田植式は平成6年4月、 それまで約50年間にわたって途絶えていた伝統芸能を復活させたもので、 約200年前の古文書を基にして忠実に当時の様子を再現。 稲作の 「田起こし」 の準備から田植えまでの一連の作業をユーモアたっぷりに演じて豊作を祈願するもので今年は復活後、 11回目となった。
 本殿前には、 テントを張った特設舞台を用意。 今年から主役・半左衛門を演じる奈島宮司がウイットに富んだ台詞(せりふ)やしぐさで観客らを楽しませたほか、 最後には色鮮やかな傘鉾(かさほこ)が練り込み、 出演者全員で田植え終了の歓喜の踊りをして締めくくった。


高津八幡宮 春季大祭
綾部八幡宮「お田植式」

 綾部市独自の幼保一元化施設となる 「中筋幼児園」 (西田進義施設長、 成田美奈子園長) の開園式が3日、 開かれた。 会場となった大島町の前中筋幼稚園遊戯室は新入園児と保護者、 来賓など合わせて約300人でいっぱいになる中、 新たな乳幼児の保育・教育施設のスタートを祝った。
 隣接する中筋幼稚園と中筋保育園の統合で誕生した中筋幼児園は、 0〜5歳児に対する従来の保育園機能と併せ、 3〜5歳児には幼児教育を取り入れるのが特徴。 定員210人で入園希望者を募集したところ、 0歳児2人▽1歳児16人▽2歳児25人▽3歳児54人▽4歳児63人▽5歳児59人―の計219人が入園することになった。
 入園式を兼ねた開園式では、 施設を運営する社会福祉法人中筋保育園の上原憲治理事長の式辞や、 来賓の四方八洲男市長と上原幸一・中筋地区自治会連合会長の祝辞、 幼児園の役職員の紹介などが行われた。
 市は中筋幼児園に対して、 幼稚園教諭の資格を持つ市職員2人を派遣する。 同法人は今年度に新園舎の建設も予定している。
「中筋幼児園」の開園を祝う
園児親子や関係者ら300人出席し式典
中筋幼児園で開園式
NEWS INDEX  2004.4.5付
◎「千本桜」の苗木 抜き取られる
 市総合運動公園周辺 綾部RC50周年事業で市民ら植樹
 350本中、少なくとも13本が被害
 園児たちの思いを踏みにじるなんて
 綾部RCが植樹者に呼びかけ、「再植樹を希望の方は連絡を」
◎風声 笑って暮らそう残る人生を! 神宮寺町 森下優
◎綾高15年度卒生の大学合格状況まとまる
 東分校から十数年ぶり国立大へ
◎牛乳パックの手作り滑り台は楽しいな!
 乳幼児と保護者の交流の場 わいわい広場・ぐるるんぱ
◎エフエムあやべパーソナリティーを募集
◎綾部からは3人に栄誉
 危険業務従事者叙勲
◎この人
 上林を好きになりませんか ふるさとコンサート実行委員長
 若杉典加さん(36)=睦寄町
 歌で元気を取り戻したい!
◎春雨に桜舞う中、伝統の春季大祭
 ・厳かに雅楽奉納 高津八幡宮
 ・傘鉾練り込み歓喜の踊り 綾部八幡宮「お田植式」
◎11日に豊里でウオーキング
 ほくと協会
◎“少年少女棋士”ら九路盤で熱戦展開
 子ども囲碁教室を催す神宮寺囲碁同好会が第1回大会開く
◎「中筋幼児園」の開園を祝う
 園児親子や関係者ら300人出席し式典
◎桜が丘2丁目
 コミセン完成式開催
 自治会の発足と併せ祝う
 宅地の第7期分譲が始まる
◎子らが段位への登竜門に挑戦
 綾部剣道連盟が1級審査会を催す
◎由良川の河川愛護モニターを募る
◎告知板
◎おめでとう
◎おくやみ
◎本社来訪