府が今年度から新たに設けた表彰制度 「京都水宣言記念・京都水づくり賞」
の表彰式が20日に京都市内で開かれ、 綾部市からは上林川を中心に環境問題の学習に取り組んだ上林中学校
(八津合町、 河北哲郎校長) が受賞した。
この制度は、 昨年に京都府を中心に開かれた第3回世界水フォーラムで世界に向けて発信された京都水宣言の実現を目指すため、
水に関する優れた活動をしている府内の団体や個人を表彰する。
上林中は平成14、 15年度に府教委から 「京のエコスクール」 の指定を受け、
上林川や頭巾山などで行った土壌調査や水質調査などを通して水を中心にした環境問題を学習。
調査結果を基に水に関する映画を制作したり、 市内外で取り組みの成果を発表したりして、
水の大切さを訴え続けた。
また、 21日に里町の市中央公民館で開かれた 「市青少年すこやかフォーラム」
(市青少年育成連絡協議会主催) には生徒会本部の役員5人が参加し、 約140人の来場者を前にこれまでの活動内容を紹介。
「活動を通して水や自然の大切さ、 人間とのかかわりを知った。 いつまでもきれいな川であり続けるよう、
努力していかねばならない」 と発表した。
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上林中に「京都水づくり賞」
府が生徒らのエコスクール活動評価
市青少年すこやかフォーラムで活動発表も
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