あやべ市民新聞 on web NEWS INDEX & PHOTO NEWS
2004.3.15
「古民家」の魅力は? 改修ポイントは・・・
市と里山ねっと主催の見学会に
大阪から来綾の人の計22人参加
 市内で空き家になった農家住宅などを購入し、 リフォームして別荘や自宅にしている 「古民家」 を巡る見学会が14日、 市民5人のほか大阪府から訪れた人など合わせて22人が参加して開かれた。
 この見学会は、 古民家の保存と再生により古民家を生かした魅力あるまちづくりを進めることを目的にしており、 市と 「里山ねっと・あやべ」 が主催した。 大阪府や熊野郡久美浜町在住で別荘としている3軒と、 大阪府内から転居して自宅にしている1軒の計4軒を巡った。
 このうち西方町では、 久美浜町の学習塾経営、 岡田龍男さん (52) の茅葺(かやぶ)き住宅を訪問。 岡田さんは、 10年ほど前から「田舎暮らしの情報誌」などで古い木造住宅に関心を持ち、 綾部市内でも物件を探していて、 平成12年にこの家を購入した。
 購入時は、 かなり傷みもひどく骨組みの調整を要するなど 「マイナスからのスタートで、 リフォームと言うより家屋の再生だった」 という。 母屋以外の長屋門も茅葺きにするなど3年近い期間をかけ昨春、 完成した建物は、 「素材の良さから”本物”の木造建築の魅力がある」 という。
 一方、 参加者のうち渕垣町の住宅を取得したという寝屋川市の会社員、 矢倉義秋さん(58)と妻の明子さん(59)は 「定年後に綾部に移ることにしており、 購入した家の改築の参考にしようと見学にきた」 といい、 市が16日から5回開く古民家の改修などの個別相談会にも参加すると話していた。
 相談会の参加申し込みや問い合わせは市都市計画課 (42・3280、 内線325) か里山ねっと (47・0040) まで。
市内の「古民家」見学会

 市内の小学生らがサケの稚魚を放流するイベント (綾部サケ放流事業実行委員会主催、 エフエムあやべ・あやべ市民新聞社など後援) が13日、 青野町の由良川左岸で行われた。
 昭和58年に始まったこの事業は今年で21回目。 今回は市内9小学校の児童160人と来賓、 一般市民ら計約300人が参加した。
 由良川花庭園に集まった参加者らは、 実行委員の佐々木幹夫さんのあいさつや高倉敏明さんのサケに関する話を聴いたあと川岸まで移動。 バケツに入れられた体長6センチほどのサケの稚魚約2万匹を次々と川に放した。 このあと、 京のブランド産品を使った京野菜鍋(なべ)が参加者にふるまわれた。
大きくなって帰ってきてね
本社後援 由良川でサケ稚魚放流事業行う
サケの放流イベント
NEWS INDEX  2004.3.15付
◎コスト削減へコツコツと
 市が「暮らしの情報誌」改訂で様々に工夫
 質は下げずに無駄なくす
 必要な分だけ印刷して必要な人に配布
 製作費の単価も前回の3分の1
◎風声 黒豆談義 於与岐町 吉田晟
◎市会記者席 3月市会一般質問から(3)
 ・公共下水道
  工事情報は迅速に提供したい
  説明会に加え広報紙でも周知図る
 ・FMいかる
  KDDIの鉄塔を活用
  市が無償譲渡受け市西部の難聴解消へ
 ・指定管理者制度
  市内の公共施設は200カ所
  18年度までに市直営か民間代行か決定
 ・「市安心・安全のまちづくり条例」
  地域や市民が協力して防犯だけでなく総合的に
  自主防災組織は独居家庭にも有効
◎「古民家」の魅力は? 改修ポイントは・・・
 市と里山ねっと主催の見学会に大阪から来綾の人の計22人参加
◎好天の下 大護摩供にぎわう
 神宮寺町 千手院の四ツ尾稲荷大明神
◎「紫水ケ丘主婦殺人事件」から丸7年
 綾部署が情報提供を呼びかけ
◎大きくなって帰ってきてね
 本社後援 由良川でサケ稚魚放流事業行う
◎お年寄りや父子家庭などに手作りおはぎをプレゼント
 志賀郷福祉の会が今年も
◎子ら待望の”球春”到来!
 綾部ロータリークラブ杯少年野球開幕
◎「卒団式」や「送る会」催し門出祝う
 ・【綾部FFC】
 ・【豊里剣道クラブ】
◎おくやみ