日本で火事や急病になった時は・・・
市内に住む外国人対象に救急連絡の講習会を開く
綾部国際交流協会
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綾部に住む外国人に火事や急病といった非常の場合の連絡方法を知ってもらおうと、
綾部国際交流協会 (上田幸男代表) は5日夜、 大島町の市ふれあいセンターで講習会を開いた。
今年で発足5周年を迎えた同協会は活動の一つとして日本語交流部 (諏訪喜栄子部長)
を設け、 綾部市内の企業などに勤める外国人を対象にした日本語講座をボランティアで開いている。
今回は安心して日本で生活するための知識として、 消防署への救急連絡の仕方を学んでもらうことにした。
この日はインドネシアやタイ、 中国の外国人と、 同協会の会員ら合わせて20人余りが参加した。
講師を務めた市消防署通信指令係の福井治兄係長は119番通報した場合、 消防署側から
「火事ですか、 救急ですか」 「場所 (町名) はどこですか」 「どういう状態ですか」
といった順で問うことを説明。
また、 携帯電話で119番通報すると、 まず福知山市の消防署につながるため、
場所をはっきり言うよう、 福井係長は注意を呼びかけるとともに、 昨年から市消防署に導入された最新の緊急通信指令システムなどについて解説した。
講習後、 上田代表は福井係長に 「外国の人からの通報に対処できるよう、
消防署でもマニュアルを作ってほしい」 と要望していた。
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