温水プールでは子どもたちも水泳  株式会社 「水夢」 (本社・青野町、 井上信治社長) がJR綾部駅の北側に昨年11月にオープンさせた 「あやべ健康プラザ」 の運営が、 順調な滑り出しを見せている。 府北部では唯一の 「屋内温水プールとマシンジム、 スタジオを一緒にした複合施設」 であるうえ、 充実したインストラクターをそろえている点が人気の理由で、 館内は連日、 健康づくりに励む市民らの明るく元気な声に包まれている。
 綾部駅北口を出た所にある同施設は鉄骨造り一部2階建て (延べ床面積約2千平方b)。 1階には25b×6コースの屋内温水プールやロッカー、 サウナ風呂(ぶろ)、 パウダールームなど。 2階にはエアロビクスや、 ヨガが出来るスタジオやフィットネスマシンジム、 ギャラリーなどが完備されている。
 特に温水プールでは 「水中歩行」 や 「アクアエアロビクス」 が女性らに人気。 スタジオでは、 グンゼスポーツの専門インストラクターらが開く 「かんたんボクササイズ」 「ストレッチ」 「ヨガ」 「はしるエアロ」 が好評。 マシンジムは最新式の各種トレーニングマシンがそろっている。
 オープン当初から個人会員となって仕事帰りに利用している塩見真美さん (35) =桜が丘1丁目=は 「仕事が事務職で、 どうしても運動不足になりがちなので入会しました。 いろいろなトレーニングマシンがそろっているので心地よい汗が流せます」 と楽しそうに語る。
 また1人でエアロバイクのペダルを踏んでいた会社役員の男性 (63) =岡町=は 「体脂肪を減らし腹筋と脚力を鍛えようと通っていますが、 1人では飽きてしまわないかと心配。 長続きさせるため仲間を誘ってゲーム感覚でやろうかなと思っています」 と話していた。
 同社は、 オープンして1カ月たった時点での会員や入場者の数などをまとめた。 それによると、 経営面で最も気になる会員数は、 まずまずの成績を収めている。 個人会員は12月1日にちょうど1千人を突破し、 法人契約は25社に達した。
 施設の利用状況をみると、 意外な傾向が出ている。 「平日の利用が多く土・日と祝日の入場者が少ない」 のが特徴で、 井上社長は原因を 「綾部のような地方都市は都会と比べて地域の行事が多く、 休日ほど忙しくなる人が多いためでは」 と分析し、 休日の利用促進を図りたい考え。
 同施設の利用や入会などについては同社 (40・1788) まで。
あやべ健康プラザ
 叶夢は、 市を筆頭株主にグンゼ、 日東精工を始め地元有力企業などが合計1億円を出資して設立した第3セクター方式の会社。 土地は市土地開発公社から借り、 約3億7千万円をかけて多くの市民から要望のあった 「健康づくりの拠点」 をつくり上げた。
あやべ健康プラザ外観
NEWS INDEX  2004.1.1付
◎健康づくりに市民ら”快汗”!
 温水プール、ジム、スタジオ完備
 昨年11月オープンの「あやべ健康プラザ」
◎実家のお雑煮、おせち料理 全国各地の出身者に聴くA
◎地域社会に多大な貢献 「節目」迎えた市内の事業所
 100周年 3代続いての常連客も 広小路2丁目 三笠館
 50周年 着物でフォーマルに カジュアルは洋服で 西町1丁目 ひらの
 50周年 1代で店守って50年 高齢者への配慮も 広小路1丁目 ミノル屋
◎屋号 市内の店を訪ねるI
 ・エフエッチ商店 青野町
 ・かやの里 睦寄町
 ・便利屋・木下ピンチランナー 物部町
 ・のりーた 青野町
 ・ナッチェス 西町2丁目
 ・ピンクッション 広小路1丁目
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