里山そば講習  鍛治屋町の畑での8月の種まきから始まった「あやべ里山そば塾」 (永井記念財団主催) の最終講座となるそば打ち体験が6日、 同町の市里山交流研修センターで、 収穫したソバの粉を使って行われた。
 同塾は、 市内の地域産業の振興を目的に顕彰事業などをしている同財団が、 農村での産業創出の実験的事業として初めて取り組んだ。 ソバの種まきから収穫、 そば打ちまでを5回の活動に分けて体験する内容。
 市内外に向けて広く参加を呼びかけたところ、 大阪や神戸、 奈良などを含む25組、 計39人が応募。 初回の8月には約20eの畑を25分割し、 1組が1区画に250cのソバの種を植えた。 その後も間引きなどの作業をしてきた。
 最終回となったこの日は、 それぞれの組が収穫し製粉したそば粉1・5`のうち、 1人350cを使ってそば打ちに挑戦。 睦寄町で手打ちそばの店を営む須藤定平さん (46) から指導を受けながら作業を進めた。
 奈良県の三郷町から参加しているという武野節三さん (61) は 「太さをそろえて切るのが難しい」 と話しながら、 そば包丁を振るっていた。 このあと塾生らは、 種から育てたソバをざるそばにして味わった。
 第11回市民葉ぼたん展 (市みどり公社主催) が6、 7の両日、 市役所まちづくりセンター1階駐車場を会場に開かれた。
 今年は、 一般の部には27人の市民と綾部高校生が丹精込めて育てた作品56点、 「踊り葉ぼたんの部」 には11人からの39点の合計95点が出展された。
 このうち、 綾部高校の作品は、 竹内恵美さんと松江美奈子さん、 山下敦代さんの3人が手がけたもの。 内容は、 白や紫の葉ボタン約800株を使い、 縦横約3bのパネルに点描法の手法で 「福助人形」 を描いた力作で、 特別賞の同公社理事長賞に選ばれた。
 初日は、 同公社の花と緑のアドバイザーを務める中野文雄さん (77) =位田町=が講師となった 「松竹梅の寄せ植え教室」 が同センターの2階で開催されたほか、 7日には入賞作品の表彰式も執り行われた。
 綾部高校を除く入賞者は次のみなさん。
 最優秀賞・市長賞=山口祥吾 (青野町) ▽優秀賞・市環境市民会議会長賞=大槻祐一 (岡安町) ▽優良賞・市みどり公社理事長賞=佐々木テル子 (多田町) 大槻靖夫 (大畠町) ▽特別賞・同=由良一利 (小畑町)
市民葉ぼたん展
NEWS INDEX  2003.12.8付
◎市の独自施策「幼児園」(上)
 来春「中筋幼児園」開園計画
 公立幼稚園と民間保育園の統合は全国的にも珍しい例
 「幼」「保」それぞれ利点整備 順次、全市的に開設していく方針
◎風声 綾部の景色 藤井寺市 船越三郎
◎前会長の遺志を継承し協会発展に努力したい
 村上一清・市体協会長が今年の納会で決意披れき
◎市会記者席 12月市会一般質問から(2)
 ・市職員提案の業務改善計画案
  会計窓口延長など8項目で実施
  勤務評定など4項目も導入へ
 ・開票速報を市のHPに掲載へ
  市選管が来夏の参院選から予定
◎市チャリティーボウリング大会 本社後援
 中村保さんが優勝 準優勝は塩月さん
◎計66チーム約250人集って熱戦
 市連合婦人会ビーチボールバレー大会
◎人をつなぎ街を生かそう!
 市公民館連絡協 大会開き実践発表、講演で学ぶ
◎綾部美術クラブ「会員展」を開く
◎市長賞は山口祥吾さん受賞
 市民葉ぼたん展 綾高生からも含め95点出品
◎塾生ら栽培のそば粉で、そば打ち体験
 里山そば塾 須藤定平さんを講師に最終講座開く
◎手打ち編そば塾 受講生を募集
◎17日の韓国料理講習会参加者募る
 トラジ文化研究会
◎設立3周年祝い「わいわい祭り」
 本社後援 NPO「わいわいネットなかま」が開く
◎まちかど事件簿
 窃盗容疑で全国指名手配の男性2人逮捕
◎告知板
◎おくやみ