1月 豪雪で家屋が破損 野菜の価格も高騰 |
【11日】1月初めから私市町の府道舞鶴綾部福知山線沿いの田んぼにコハクチョウの群れが飛来し、 地元住民たちの間で話題になった。 綾部で野生のコハクチョウが見られるのは、 極めて珍しい。
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【13日】昨年12月中旬からの豪雪により綾部市内でも老富町で1bを超える積雪を記録し、 雪の重みで屋根の一部が壊れた家屋もあった。 野菜の価格も高騰、 市民生活に影響が出た。
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【23日】任期満了に伴う綾部市長選挙は22日、 投・開票が行われ、 即日開票の結果、 無所属で現職の四方八洲男氏 (65) が3選を果たした。 投票率は55・54%で、 市長選では過去最低だった前回市長選から8・51ダウンした。
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2月 綾部市チームが府民駅伝3位に |
【6日】綾部市内で火災や急病などの緊急事態が発生し携帯電話から119番すると、 これまではまず福知山市消防本部につながり、 綾部市消防本部に転送されていたが、 2月1日からは綾部市消防本部 (味方町) に直接かかるようになった。
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【8日】灯油価格の高騰により、 野田町の市クリーンセンターで可燃ごみから固形燃料 (RDF) を製造するための燃料費が予算をオーバーした。 当分の間は灯油価格の低下が見込めず、 市はより効率的な施設運営をするために、 ごみ分別の徹底を市民に呼びかけた。
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【13日】第28回府民総体の市町村対抗駅伝競走が12日、 福知山市猪崎の三段池公園総合体育館前を発着点に開かれ、 綾部市が3位入賞した。 平成3年から始まった駅伝競走で綾部が3位に入ったのは、 6年の4回大会に続いて2回目。
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【17日】綾部市内のインターネット利用者は3人に1人、 携帯電話の所有者は10人のうち8人に上ることが、 あやべ市民新聞社とエフエムあやべが市内の有権者315人を対象に行った合同の世論調査 (回収率55・9%) で分かった。
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3月 綾部市福祉有償運送特別区が認定 |
【6日】市は、 十倉名畑町にあるJA京都にのくにの旧口上林ふれあいセンターを買い取り、 東部地域での高齢者福祉の拠点施設として整備するための事業費を新年度当初予算案に計上した。
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【13日】栗町の旧豊里東小学校で平成8年に児童や保護者らが埋めたタイムカプセルが、 10年近くたった2月27日に敷地内から見つかった。 タイムカプセルには児童らが将来の自分にあてたメッセージが納められていたため、 同町の豊里小学校が保管し、 対象者に返却する。
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【15日】綾部市連合婦人会 (四方みち子会長) の平成17年度総会が11日、 里町の市中央公民館で約200人が出席して開かれ、 戦後の1町6村の合併で市制が施行された翌年に市婦人会が誕生して以来55年の歴史にピリオドを打ち、 今年度限りで解散する決定をした。
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【31日】NPO法人などが市内で高齢者や障害者を対象に行う移送サービスが許可制になる4月以降、 セダンタイプなど一般の自家用車でも送迎ができるよう、 市は内閣府に構造改革特区 (セダン特区) の申請をしていたが、 31日付で 「綾部市福祉有償運送特別区」 として認定されることになった。
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4月 十倉名畑町に綾東幼児園開園 |
【3日】昨年4月1日に運行を開始した 「あやバス」 の一部路線のダイヤが今月1日に改正され、 上林線の定時定路線バスは青野町の市立病院前から睦寄町のあやべ温泉までが直通になった。 これを記念して施設を経営する緑土 (矢野正彦社長) が 「あやべ温泉まつり」 を開催、 あやバスと温泉の更なる利用増を願った。
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【5日】市内で2番目の幼児園となる 「綾東幼児園」 (永井均園長) が5日、
十倉名畑町の旧綾東保育園で開園し、 園児らが保護者と一緒に元気に登園した。
同幼児園の運営は社会福祉法人・綾東保育園。 これに伴い、 山家幼稚園 (鷹栖町)
は17年度限りで休園 (1年後に閉園) となった。
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【7日】市内の公共施設の管理・運営を民間に委託して住民サービスの向上や経費削減を図る 「指定管理者制度」 が1日からスタートした。 1日現在で65施設を34団体が管理することになり、 施設運営に民間のノウハウがどう生かされるかが注目される。
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【17日】高津町の主婦、 大槻有美子さん (44) と長女で綾部中学校3年生の有子さん (14) の親子が、 自宅で飼っていたカメの思い出を描いた絵本 「カメのおおつきくん」 を25日に新風舎から出版。 有美子さんの物語に有子さんが絵を付けた2人の共同作品で、 有美子さんは 「いい記念になります」 と絵本の完成を喜んでいる。
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5月 各地で相次いでクマの目撃情報 |
【1日】中・奥上林地区内で高齢化や過疎化が著しい5地域の将来を模索する 「水源の里を考える会」 の初会合が28日、 八津合町の上林いきいきセンターなどで開かれ、 参加者らが対象地域を視察するなどして課題を出し合った。
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【19日】心肺停止者の救命効果を高めるため市はこのほど、 青野町の市保健福祉センターと並松町の市民センター、 上杉町の市総合運動公園体育館に自動体外式除細動器 (AED) を1台ずつ設置した。
【22日】有岡町や位田町などで相次いでクマが目撃された。 目撃されたのは、 有岡町で体長1bほどのクマ、 位田町で体長50a程度の小グマ。 目立った被害は報告されていないが、 市は市民に注意を呼びかけた。
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6月 JRが業務体制変更 舞鶴鉄道部が廃止に |
【2日】綾部商工会議所女性会の設立総会が5月31日、 西町1丁目のI・Tビルであった。 府内8商議所では綾部が最後の発足。 初代会長に山口冨士子さん (山口司法書士事務所) を選出した。
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【14日】65歳以上の人のうち、 前年の所得の合計が125万円以下の人に対する非課税措置が廃止になるなど、 国の税制改正によって高齢者の個人住民税の負担がかなり重くなるケースが出てきた。 市は9日、 平成17年分の所得に対する住民税の額を記した納税通知書を前年より1800件も多い8500件送付したところ、 改正内容を知らなかった高齢者が、 大幅に増えた住民税の額をいぶかって問い合わせるケースもあった。
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【30日】JR西日本福知山支社は26日、 綾部駅北の井倉新町に本部を置く
「舞鶴鉄道部」 (今福政彦部長) の業務執行体制の変更を発表した。 7月1日付で、
同鉄道部が管轄している駅関係は西舞鶴駅に、 電気関係は福知山電気区にそれぞれ業務を移し、
代わりに福知山保線区の本部を綾部に移すというもの。 これにより、 同鉄道部の組織は6月いっぱいで廃止になった。
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7月 西町踏切を拡幅 開通式開き祝う |
【19日】午前1時50分に府北部に大雨・洪水警報が発令されたのを受けて、 市は同2時10分、 市役所内に災害警戒本部(本部長・四方八洲男市長) を設置。 同4時10分には由良川の水位 (味方町の綾部観測所) が3・50bの警戒水位を突破して3・97bになった。 市は災害警戒本部を災害対策本部に切り替えるとともに同4時40分、 市役所のサイレンを鳴らし、 市民に注意を呼びかけた。 水位は、 同7時には5・04bを記録したが、 その後は雨も小康状態になって低下へ向かった。
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【28日】市が平成13年度から進めてきた都市計画道路・綾部吉美線の拡幅改良事業が完了したのを祝う 「綾部吉美線・西町踏切開通式」 が26日、 西町3丁目の市武道館で約100人が出席して行われた。
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8月 府消防操法大会で口上林分団準優勝 |
【9日】第19回府消防操法大会 (府・府消防協会主催) が6日、 船井郡京丹波町の府立丹波自然運動公園で開かれ、 小型ポンプ操法の部に綾部市代表で出場した市消防団口上林分団が準優勝に輝いた。
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【9日】市内の女性による自主的な活動を目的としたグループ 「綾女ねっと」 の設立総会が6日、 宮代町の市林業センターで開かれた。 市連合婦人会が平成17年度で解散したあと、 綾部市全体で女性のつながりを持ちたいと考える市内の女性たちが、 会員の自主的な活動を通して自らを高める組織として立ち上げた。 初代会長には渋谷智美さん=中筋町=がなった。
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【16日】終戦記念日の15日、 社団法人・綾部青年会議所 (綾部JC、 爲廣英隆理事長) は里町の府中丹文化会館で 「平和への大合唱 ザ・グレーテスト・コーラス」 と題したイベントを開き、 参加者たちが歌を通して平和の大切さを訴えた。
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【28日】任期満了に伴う市議会議員選挙は27日に投・開票された。 現職15人、 新顔5人の計20人が18の議席を目指し激戦を繰り広げた結果、 新顔の村上幸喜氏がトップ当選、 若さへの期待を受けた新顔の高橋輝氏が2位で当選した。 逆にベテランの現職2人が落選するという結果に終わった。 当日の有権者数は3万1380人で投票者数は2万2840人。 投票率は過去最低だった76・52%を更に3・73下回る72・79%だった。
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9月 市立病院が14年連続黒字 |
【15日】市は13日、 青野町の市立病院の平成17年度決算を発表。 全国的に厳しい経営を強いられている公立病院が多いなかで1億4800万円余りの純利益を出し、 平成4年以降、 14年連続の黒字を計上したことを明らかにした。 17年度の入院患者数は延べ6万9187人 (1日平均189・6人) で、 外来患者数は延べ18万6354人 (同633・9人)。
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【22日】20日、 市議会で正副議長の選挙が行われ、 議長に川北淳氏 (69) =民政会=、 副議長に梅原晃氏 (50) =創政会=が選ばれた。 川北氏は3期目、 梅原氏は2期目。 また議会推薦の市監査委員に森永功氏 (73) =民政会=を選任する人事案件に即決同意した。 任期はいずれも2年。
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【27日】平成14年1月、 神宮寺町の市道で集団登校中の児童・園児の列にワゴン車で突っ込み、 児童1人を死亡、 11人を負傷させたとして、 無職、 幸寺隆次被告 (57) =舞鶴市北浜=が傷害致死罪などにより一審で懲役18年の判決を受けた事件の控訴審判決で、 大阪高裁は25日、 一審の京都地裁舞鶴支部の判決を支持し、 幸寺被告の控訴を棄却した。
片岡博裁判長は、 「犯行は身勝手で、 極めて卑劣、 悪質」 と断罪。 「被害児童らが受けた恐怖や肉体的苦痛、 わずか7歳の子を亡くした遺族の悲痛は察して余りある」 と改めて事件の残虐性に言及した。
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【29日】平成16年に市民憲章制定30周年を記念して制作、 上演された劇 「塔のある街」 の映画版が完成。 10月2日の関係者を対象にした試写会を経て、 25日午後7時から里町の府中丹文化会館で一般公開 (無料) される。
※当日は1千人を超える市民が会場を埋めた。
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10月 前綾部市長の谷口昭二氏死去 |
【4日】大阪府池田市の池田市民文化会館などで1日、 農村都市交流イベント 「人生を変える農業・農村〜ステージは綾部〜」 があり、 綾部市民らが都市住民に綾部の魅力をPRした。 昨年の半分の約2500人が来場した。
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【6日】NPO法人 「あやべ福祉フロンティア」 (曽根庸行理事長) が高齢者や障害者を対象に有償で行っている病院の通院などの福祉移送サービスに9月28日、 道路運送法に基づく許可が国土交通省から交付された。
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【9日】市が、 平成17年度の一般会計と10特別会計の決算概要を発表。 三位一体改革の影響で地方交付税が削減されるなど全国的に地方自治体の財政運営が更に厳しさを増す中、 綾部市は 「借金」 の残高を3年連続で減らした。
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【16日】前綾部市長の谷口昭二氏が12日に急逝。 葬儀・告別式が14日、 田野町の市斎場で執り行われた。 参列した遺族や市内外の各界各層からの約750人は、 昭和57年から4期16年間にわたって市長を務めるなど長年にわたって市政運営に尽力した谷口氏の遺徳をしのんだ。
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【18日】18年間にわたって地域の祭りに模擬店を出すなどの活動を続けてきた梅迫町の新町自治会の住民グループ 「ゴロンタ王国くらんばやし食堂」 が、 15日に同町で行われた三柱神社の例祭を最後に解散した。 従業員の高齢化などにより活動の継続が難しくなったためで、 会員たちは店じまいに 「さみしい」 と口をそろえていた。
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【23日】十倉中町で情緒障害児短期治療施設 「るんびに学園」 を運営する社会福祉法人るんびに苑 (藤大慶理事長) は21日、 同学園の設立3周年を記念した 「子どもたちを考えるつどい」 (あやべ市民新聞社など後援) を里町の府中丹文化会館で開催。 学園に通う子どもたちの太鼓演奏や、 「夜回り先生」 で知られる水谷修さん (50) の講演があり、 市民ら1200人が訪れた。
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【25日】福岡県と北海道でいじめを苦にした児童・生徒の自殺が相次いだことを受けて府中丹教育局 (山口恭一局長) は24日、 川糸町の府綾部総合庁舎でいじめ問題に関する緊急会議を開き、 中丹3市の小・中学校での取り組みの徹底を求めた。
中丹教育局のまとめによると、 綾部と福知山、 舞鶴3市の小・中学校では平成13年度に27件、 14、 15年度がともに18件、 16年度に10件、 17年度に7件のいじめが確認されている。 いじめの内容は 「無視」 や 「からかい」 などで、 自殺者は出ていない。
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11月 65億円の巨費投じ菅坂バイパス完成 |
【8日】永井産業振興基金を活用して市が鍛治屋町の市里山交流研修センター敷地内に建設した 「幸喜山荘」 の完工式が6日にあり、 出席した約70人が施設の完成を祝った。 幸喜山荘は、 平成17年に解散した財団法人永井記念財団の残余財産1億8500万円で創設された永井産業振興基金で建設され、 事業費は約7千万円。
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【10日】綾部と舞鶴を結ぶ府道舞鶴和知線の 「菅坂バイパス」 が8日、 開通。 この区間の車での所要時間が約7分短縮された。 事業費は約65億円。
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【24日】綾部市内の囲碁の大会では最高峰の 「市碁聖位十傑戦」 (市囲碁連盟主催、 あやべ市民新聞社など後援) が23日、 本町2丁目のあやべハートセンターであり、 藤原巌さん=青野町=が初代の 「碁聖」 に輝いた。
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