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煮物や果物の汁で赤くなる 肌を丈夫にする方法は?



肌の保護機能高めるケアが大切

薬の使用は医師や薬剤師に相談を

子育て相談室
 【質問】息子は肌が弱く、 煮物や果物の汁で口の周りが赤くただれたようになります。 汗をかくと手首や足首、 首で筋になってくぼんでいるところがジクジクして、 皮がむけることもあります。

 病院で食品、 動物、 ハウスダストなどメジャーなアレルギー検査をしてもらいましたが、 すべて正常値でした。 この時期でもお風呂(ふろ)上がりには保湿剤を塗らないと次の日にはかさついている感じで、 生まれてからずっと塗り続けています。

 食べ物や肌のマッサージなど、 毎日の生活で丈夫な肌にする方法、 また気をつけることがあれば教えてください。 (9カ月の男児を持つ母)


 【回答】アレルギー検査の結果が正常値であったということなので、 食事などの刺激によって口の周りが赤くただれたりする状態は、 アレルギーからくるものではなく、 9カ月のカサつき易い時期のお子さんの特徴であると思われます。

 離乳食の時期やよだれの多い時期は、 常に肌への刺激が加わっているので、 肌の保護機能を高めてあげるようなケアが大切になります。

 お風呂上がりには保湿剤を塗っておられるとのことですが、 そのお薬が普段の生活で口の周りにも使用が可能なものかどうかを、 かかりつけ医や薬剤師さんに相談してみるといいでしょう。

 手首や足首などのシワの部分は汗や皮脂など汚れが溜(た)まりやすい部分ですので、 入浴の際に皮膚を広げるようにして洗い、 入浴後に皮膚を押さえるようにして水分をふき取り、 保湿剤などを塗って保護してあげるといいでしょう。

 離乳食については、 アレルギー検査が正常であったことから通常の進め方に添っていただいて大丈夫だと思います。

 なお、 ベビーマッサージなどは、 ドライスキンのお子さんの場合、 皮膚をこすることが刺激になって状態を悪化させてしまう恐れもあるので、 かかりつけ医と相談のうえで実施されることをお勧めします。 (市福祉保健部保健推進課)
紙面掲載日:2007年9月28日付