飼い主と犬が自由に伸び伸びと楽しめるドッグラン
|
犬と遊び英国風庭園でリラックス
「宝塚ファミリーランド」の跡地を活用
昨年4月に営業を終了した宝塚ファミリーランドの跡地に昨秋、 「宝塚ガーデンフィールズ」
がオープンした。 「緑やペットと共に暮らす豊かなライフスタイル」 という憩いの空間をテーマにしている。
駐車場の右にある 「ペットパーク」 では、 犬たちと触れ合え、 キチンとしつけられた大小、
和洋のいろんな種類の約50頭の犬がいて、 一緒に遊んだり直に触れたりできる。
この日は先生と小学生が来ていて、 抱き上げたり追っかけっこをしたりと楽しそう。
子どもたちの笑い声や歓声はあちこちから聞こえるが、 犬がほえることはない。
しっぽを振り、 足をチコチコさせて喜んでいる。
隣には 「ドッグラン」 の広場があり、 砂場や木の陸橋が設置してあり、 リードを外してもらった犬同士が遊んだり飼い主と走ったりして、
自由に伸び伸びと楽しげ。
ドッグフード、 服飾、 雑貨など犬に関するグッズの販売、 医療や健康相談、
美容施設がある 「フォビーザペット」 もある。 犬好きや犬の飼い主、 犬ならワクワクし、
行ってみたくなるだろう。
駐車場の正面は英国風のナチュラル庭園 「シーズンズ」 になっている。 92年もの間、
多くの人に親しまれた地。 元々あった木や下草は残して生かし、 庭園造りがされた。
生け垣のアーチ。 樹木の間を流れるせせらぎに沿う散歩道。 チャペルの遺跡。
高木の下の楚々(そそ)とした山野草。 様々な品種のバラの花。 水辺の植物や高山植物、
乾燥した場所に向く植物のエリアなどもあり、 四季折々に美しい。
とは言うものの、 この時期は今ひとつ。 緑が生い茂り、 花が咲き競う季節は
「どんなに見事できれいになるんやろ…」 と想像するしかないのはなんとも残念だった。
初めての英国風庭園だったが、 日本庭園に比べて華やかで変化に富んでいると感じた。
眺めるだけではなく歩いてこそ、 良さが分かる気がした。
昭和3年に出来た大温室は 「東洋随一の大きさ、 なだらかな曲線美の大屋根、
上品な外観は類を見ない」 と称賛された。 ガラス張りの高い天井からは、 たっぷりの日の光が差し込み、
ゆったりして気持ちがいい。
今は、 4〜5メートルの鉢植えから直径10a足らずのドーム形の苔(こけ)、
いろんな色や形の植木鉢、 花器や古木に植わった観葉植物などのショップとして蘇(よみがえ)っている。
花、 植物、 ガーデニングに関心のある人なら欲しくなるものや、 参考になるグリーンとの暮らしがいっぱい。
人もペットも思いっきり体を動かし気持ちをほぐせるし、 花や緑に潤いをもらいリフレッシュして元気になれるスペースである。
「大劇場」 や 「花の道」 もすぐ近く。
ルート
中国自動車道に乗り、 宝塚ICで降りる。 そのまま国道176号を約2キロ直進すると駐車場。
メモ
毎週水曜日が定休。 営業は午前10時〜午後5時半。 シーズンズとドッグランの入場料はそれぞれ大人600円、
子供300円。
|