全体が遊具になっているロシア風の丸太小屋
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親子でもOK! 木工クラフト
遊具備えた丸太小屋の子ども娯楽園も
木と親しみ、 木の良さを発見してもらおうと、 レクリエーション活動ができる自然と緑を備えて兵庫県が設立した。
広い敷地は芝生で覆われ、 散策路や池を囲むように木々が立つ。 かなり落葉が進んだが、
見ごろの時には見事な黄葉、 紅葉だったろう。
緑の屋根と白い壁に赤い木の縁取りのヨーロッパ風の建物が並ぶ。 木材や木製品を展示する木の館。
しっかりした厚みで長さ2メートルほどの座卓用の一枚板が、 加工前とはいえ1500円からあるのにはビックリした。
こんな座卓でお茶が飲めたら、 とてもくつろげそう。
初心者から熟練者まで希望に応じて木工クラフトが楽しめるクラフト館。 この日は4人のお父さんが家具作りに取り組んでいた。
焼き杉のタオルかけやキーラック、 ネームプレート。 象のウエルカムボードを見た同行者が
「蟹(かに)がいいのに 『ウエルカニボード』 なぁんて」 と一言。
風車の貯金箱、 積み木ブロック、 ブックスタンド、 ゴム動力で動くボートやレール付きの汽車など1千円までで小学生からできるものもたくさんある。
池に面した広いテラスのあるレストラン、 今は織展をしているアトリエ。 野外コンサートやナイター利用もできるイベント広場。
水の遊び場付きの芝生広場もある。
また、 家全体が遊び道具になっているロシア風の丸太小屋の子ども娯楽園。
冒険心をそそる高さ3メートル余りの空中回廊。 丸太壁に囲まれ、 いろんな形をした木片で遊べる広い砂場など子ども向けの珍しい、
年輪の里ならではの遊びの施設もある。
歩調を合わせてウオーキングをするご夫婦。 黙々とジョギングをする若者。
バドミントンに興じる親子。 熱心にリフティングする男の子。 それぞれが自然の中で自分なりの時を過ごしている。
どこへ入っても木の香りがし、 何を見ても触っても木の温かみが伝わってくる。
ほかにはないステキな建物を眺めながら、 この空気の中でゆっくりと、 時には思いっきり伸びをしながら歩いているだけで十分に気分転換ができそう。
ルート
国道9号から175号に入り、 氷上町稲継の交差点 (案内板がある) を左折して1・4キロ。
メモ
入館料と駐車料は無料。 施設使用料、 材料費は有料。 開館時間は午前9時〜午後9時。
団体での工作室利用は要予約。 個人は当日でも可。 毎週月曜は休館日。 問い合わせは0795・73・0725。
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