交通安全願い登校旗を新調
豊里小学校PTA
児童らが図案を考案
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子どもたちの登校時の交通安全に役立てようと、豊里小学校PTA(永井稔会長)の生活委員会(河野一美委員長)はこのほど、オリジナルの「登校旗」を50本製作した。旗には、同校児童の親子が考案した図柄が施されている。同委員会は近日中に登校旗を同校(永井隆校長)に寄贈する。
同校では今まで、児童たちが各地域から集団登校する際に使用する登校旗を綾部交通安全協会から寄贈された既製のものを使ってきた。
しかし登校旗の本数を増やして更新しやすくしたいという思いに加え、近年、旗の傷みが目立ってきたため、今年度事業として登校旗を新調することを決めた。
同委員会は5月から、まず旗の図案を児童やPTA会員に呼びかけた。締め切りの9月初旬までに応募があった数十点の中から、PTA役員が審査して4点にしぼった。
その4点を10月に開かれた運動会の会場で披露。採用する図案は運動会に来た豊里地区の住民らの投票で決めることにした。約600人が投票した結果、丸い地球の周囲に手をつないだ人たちが立っている図案の投票数が最も多かった。
その図案を基にしながら、新調した登校旗は黄色の布製。図柄の地球の中は濃い青緑色で、「とよさと」の文字は若葉をイメージした緑色になっている。
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