豊里中学校(牧孝年校長)の2年生50人が7と8の2日間、地元・豊里地区を中心にした14カ所の事業所で職場体験をした。
同校では職場体験を毎年実施しているが、今年は校区外にある市立病院(青野町)と市消防本部(味方町)も生徒を受け入れた。職場体験の協力事業所には幟(のぼり)が立てられた。
市消防本部には男子10人が訪問。初日、生徒たちは規律訓練や救助訓練などに励み、2日目の午前中は普通救命講習を受講した。
午後から生徒たちは火災現場で取り残された人を救出する訓練も体験。マスクを着けてボンベを背負い、煙が充満する室内から運び出した負傷者を担架で安全な場所に運び、応急手当てを施すことに熱心に取り組んだ。
久馬豪君と村上昌弘君は「ここに来るまで消防署での体験学習はつらくて厳しいと思っていたが、消防署の方はみんな親切で、いろんなことを教えてもらえて楽しかった。特に心肺蘇生の方法やAEDの使い方を学べて良かった。消防署での職場体験を通してチームワークの大切さを知った」と話していた。
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今年は校区外の市立病院などへも
「チームワークの大切さ
消防署で知りました」
豊里中2年生50人が職場体験
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