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2008.9.8 NEWS INDEX & PHOTO NEWS



“並松の松”と、またお別れ

熊野新宮神社鳥居横の1本が枯れて

惜しみながら役員ら伐採
 並松町の熊野新宮神社(出口孝樹宮司)の鳥居横で長年にわたって立っていた松が6日、神社役員らによって切り倒された。町名の由来となる由良川河畔の松並木がなくなった「並松町」から、更に1本の「松」の古木が失われた。

 この松は戦後、同神社が現在地に遷宮された時に植えられたもので、約45年が経過する。松は高さ25メートルほどまで生長し、これまで緑色の葉を年中、茂らせてきた。

 しかし昨年から葉が枯れているのが目立つようになり、今年に入ってから夏の猛暑の影響もあって葉がすべて茶色に。枯れた原因は松くい虫以外に様々考えられるという。

 同神社では松の伐採を決め、その作業を業者などに依頼するのではなく、神社役員の手で行うことにした。鳥居前は普段、駐車場などとして利用されているが、事前に伐採予告もした。

 この日、午前8時半過ぎから始まった伐採作業には8人が参加。木は根元付近からチェーンソーで一気に切り倒された。年輪を調べた結果、樹齢が54歳であることが分かった。このあと、枝や幹を細かく切って境内に運ぶなどの作業が進められ、2時間足らずで作業を終えた。

 同神社は切った松を冬の神事などの際のたき火に使用することにしている。
惜しみながら役員ら伐採

 綾部出身の能勢直子さんがドラムを担当するロックバンド「SAILNG(セーリング)」のCDが10月22日にコロムビアミュージックからの販売が決まり、メジャーデビューすることになった。

 セーリングのメンバーは5人で、「ナオ」こと能勢さんを除く4人は男性。平成14年の結成以降、自主制作のシングルCD「そっとヒュー」を販売するとともに、関西を中心にライブ活動を行っている。

 平成15年の「丹の国まつり」の際、綾部での初ライブを行ったほか、昨年7月にも来綾。「あやべ水無月まつり」の関連イベントで演奏するとともに、田野町の第2松寿苑でも「慰問ライブ」をした。

 今回、発売されるCDのタイトルは「WHAT FEELING(ワット・フィーリング)」。タイトル曲を始め、「ナイ! ヤイ! ヤイ☆」「朱あかい月」、そしてボーナストラックとして演歌の「二人のはしご酒」の計4曲が収録される。

 定価は1260円(税込み)。今月から全国のCDショップで先行予約も受け付けている。予約方法など詳しくは同バンドの公式ホームページ(『バンドセーリング』で検索)へ。
セーリングがメジャーデビューへ

綾部出身の能勢直子さん
ドラム担当のロックバンド

コロムビアミュージックから
10月22日にCD発売
ナオさん