老富町の荒廃田でトチの木植樹作業
水源の里連絡協の地元住民、
ボランティア、サポーターら
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水源の里連絡協議会 (酒井聖義会長) は29日、 老富町の荒廃田でトチの木の植林作業をした。 この日は、 地元住民を始め、 府が募った 「ふるさとボランティア」、
市の 「水源の里サポーター」 など市内外から約60人が参加して作業をした。
トチを植えたのは福井県境近くにある約30アールの荒廃田。 ここは耕作が放棄されてから25年余りも経過した水田で、 カヤが生い茂り、 雑木が生えるなどしていた。
参加者らは午前中にカヤなどの伐採作業をし、 午後からは13本のトチの植樹作業に精を出していた。 トチは樹齢10年〜15年の苗木で、 いつごろ実がなるかは分からないが、 酒井会長は 「実がなれば、 その実でとち餅を作ってみたい」 と話していた。
作業終了後、 参加者らは同町の老富会館で反省会と交流会を催し、 情報交換などをしていた。
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