栗町の豊里小学校で5日、 「放課後子ども学級」 の児童約40人が風呂敷の活用法を学んだ。 「京のまなび教室推進事業」 の一環として府が講師の派遣をしているもので、
この日は財団法人千里文化財団の職員2人が講師として同校を訪れ、 風呂敷を使った様々な物の包み方などを分かりやすく指導した。
児童たちは、 講師から風呂敷なら球形の物やワインボトルなど、 どんな物でも包めることを習ったあと、 まず 「真結び」 という固く、 ほどきやすい結び方を教わった。
その後、 この結び方を応用したボールの包み方や簡単なペットボトルホルダー、 買い物かばんなどの作り方の指導を受けた。 買い物かばんが出来上がった時には教室のあちこちから 「エコバッグや」 という声が聞かれた。
児童の中には初めて風呂敷に触ったという子どもも少なくなく、 変幻自在にいろんな物を包むことができる風呂敷に興味津々の様子だった。
3年生のある児童は 「何でも包めてすごい。 家に帰ったら風呂敷を探してもう一回挑戦する」 と話していた。
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「風呂敷ってどんな物でも包め面白い」
豊里小「放課後子ども学級」の
児童たちが活用法を学ぶ
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