鷹栖町自治会の奈留(なる)組 (白波瀬勲組長、 18戸) の集落内で進められていた公会堂の改築工事がこのほど完了、
18日には住民らが新公会堂で竣工(しゅんこう)祝賀会を催す。
奈留では平成15年5月に農業集落排水事業が完了。 それに伴って、 公会堂のトイレや排水の工事が必要になり、 対応が検討される中で、 これを機に全面改築してはどうかという意見も出てきた。
旧公会堂は共有林の一部を伐採して昭和23年に建てられ、 組住民の寄り合いや婦人会などに活用されてきたが、 老朽化も進んでいた。 結局、 各戸が費用を分担して建て直す決定をし、 白波瀬一郎さん (65) を委員長とする建設委員会 (7人) を立ち上げた。 昨年4月に旧公会堂の解体に着手。 引き続いて新公会堂の建設にかかり、 このほど完成をみた。 市が建設費用の一部を補助する。
新公会堂は、 木造の平屋で、 12畳の和室と炊事設備がある板の間からなる。 機能面にこだわったため、 旧公会堂に比べるとかなりコンパクトになった。 白波瀬委員長は 「幸いにも奈留組には空き家がまだない。 全戸がそろっているうちにやっておこうと、 建て替えることにした。 組の活性化の拠点にしたい」 と話している。
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新しい公会堂、完成しました
鷹栖町の奈留組が18日に喜びの式典
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