紙漉きなど綾部の伝統工芸の体験も
「あやべ特別市民」の交流会を今年も開く
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「あやべ特別市民」 の交流会が25日、 市内で行われ、 参加者たちが開館1周年を迎えた十倉名畑町の黒谷和紙工芸の里で紙漉(す)きを体験するなどした。
綾部出身者や綾部に縁のある人などに綾部の良さを広くPRしてもらおうという特別市民の制度は平成11年度から始まり、 年1万円の会費を支払って会員になると綾部の特産品や広報誌などが届く。 今年度の会員は558人。
6回目となる交流会には、 祖父が田野町出身という北海道帯広市の西岡正さん (90) のほか、 埼玉県や京阪神から約30人が来綾。 参加者たちは、 JR綾部駅からバスで工芸の里を訪れ、 施設内を見学したり紙漉きをしたりして綾部の伝統工芸を体験した。
このあと安国寺を散策した一行は、 鍛治屋町にオープンしたばかりの幸喜山荘で行われた懇親会にも出席。 四方八洲男市長や、 「あいアカデミー」 の講演のために綾部を訪れていた埼玉県蓮田市の樋口暁子前市長らと交流、 民謡みやび会の演奏なども楽しんだ。
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