サブレのオリジナル洋菓子に
商品名つけて!
ホテル綾部が市民に呼びかけ
パティシェール淡路みちよさん初創作
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ホテル綾部 (味方町) でこのほどデビューしたパティシェール (女性製菓職人) が初めて創作したオリジナル洋菓子 「サブレ」 にみなさんで商品名をつけて下さい―と同ホテルが広く市民に呼びかけている。
このパティシェールは舞鶴市出身の淡路みちよさん(20)。 福知山淑徳高校を出て大和学園京都製菓技術専門学校で製菓技術を学んだ淡路さんは、 昨年7月から同ホテルの製菓係のアルバイトとして働き始めた。
同ホテルには洋菓子作りの経験が豊富なパティシエの宮杉典明さん (38) がいて1年間、 ウエディングケーキや四季折々のケーキづくりの指導を受けた。
腕を磨いた淡路さんは今年6月、 製菓衛生師免許試験に挑戦し、 見事に合格。晴れてパティシェールとなった記念にと、 宮杉さんの指導の下、 初めてのオリジナル商品の「サブレ」を開発した。
出来上がったサブレは、 厚みがあって焼きたて感のある独特のサクサク音が響く逸品。 中身のクリームは発酵バターと新鮮な卵をふんわりと泡立て、 洋酒づけのレーズンで仕上げている。
淡路さんは食べ方を 「常温で召し上がっていただけますが、 夏向けには冷やしていただくと、 さらにおいしさが引き立ちます」 と話している。
同ホテルでは、 この記念商品の名前が決まり次第、 年間商品として販売する。 また、 現代感覚のある綾部の土産品としても売り出したい考え。 単品の場合は1個120円 (税込み)、 8個入りのセットは箱代込みで1千円 (同)。 今、 同ホテル1階の 「アンジュ」 で試食販売をしている。
商品名募集は今月10日〜31日 (当日の消印有効)。 応募用紙と応募点数は問わないが、 書面での応募に限る。 あて先は綾部市味方町倉谷13のホテル綾部、 アトリエアンジュ 「私に名前を!」 係。 FAXやメール応募も可。 外部有識者も入れて厳正審査のうえ決める。
最優秀賞 (1点) はサブレ詰め合わせセットと同ホテル5千円の商品券、 優秀賞 (2点) はサブレセットと商品券3千円。 応募者全員に1人につき同ホテルのペアコーヒー券1枚を進呈する。 発表は8月初旬に、 あやべ市民新聞紙上で。 問い合わせは同ホテル (40・5100)。
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