親子の憩いの場になれば・・・
「なかよしひろば」が
子育て支援サロンに
従来からの取り組みは公民館主体の
地域子ども教室「志賀っ子ひろば」に
毎月第2・第4木曜の午前10時から約2時間
地区外からの参加も受け入れ
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志賀郷町の日本キリスト教会志賀郷教会堂で小学生や地域住民の交流活動を続けてきたボランティアグループの
「なかよしひろば」 (河北誠一代表) は今月から、 就学前児童とその保護者らを活動の対象にした子育て支援の取り組みを始めた。
活動初日の11日には志賀郷地区や物部地区から11組の親子らが参加し、 交流した。
同グループは志賀郷地区に住む子どもと地域社会とのつながりの構築や、 学校週5日制の導入に伴う子どもの居場所づくりを目的に平成12年6月に発足。 毎週水曜の午後に学校帰りの小学生らが施設を訪れ、 遊びを通して住民らとのつながりを深めていた。
更に16年度からは、 小学生の安全を確保し、 伝統的な遊びを通して子どもたちの郷土愛を育もうと文科省が3カ年の時限事業として小学校単位で開設している 「地域子ども教室」 としての役割も担ってきた。
しかし、 今年度から志賀郷公民館が主体になった地域子ども教室 「志賀っ子ひろば」 が毎週水曜に志賀小学校で新たに開設されることになり、 なかよしひろばの取り組みを同教室に移管した。
同グループの活動に小学生が参加することはなくなったが、 母親たちにふれ合いの場を提供して子育て支援につなげようと、 就学前児童と保護者のための子育て支援サロンへと活動内容を変えた。
サロンの対象は主に志賀郷と物部両地区の住民だが、 地区外からの参加も受け入れる。 活動日は毎月第2・第4木曜の午前10時から2時間程度で、 数名のボランティアが運営に当たる。 歌や遊具、 砂場などでの遊びが中心で、 今後は母親たちの意見も取り入れながら活動内容を充実させる。
河北代表 (71) =別所町=は 「親子の憩いの場になれば」 と話し、 多くの親子の参加を呼びかけている。 参加は無料。 問い合わせは河北代表 (49・1614) まで。
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