里山ねっとがNPO法人へ
年内の認可めざし設立総会開く
理事長に新山・京大大学院教授
新たな入会希望者も受け付け中
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都市と農村の交流促進などを目的に平成12年7月に発足した 「里山ねっと・あやべ」
は、 NPO (特定非営利活動) 法人として新たなスタートを切ることになった。
24日には、 法人化に向けての設立総会を鍛治屋町の市里山交流研修センターで開き、
今年中には正式に認証を受ける予定。
設立総会には約30人が出席。 定款や事業計画、 収支予算書などが承認された。
平成18年度の事業計画の中には、 市が宿泊施設を整備する同センターの管理・運営を受託することも盛り込まれている。
役員選任では京都大学大学院農学研究科教授の新山陽子さんが理事長に選ばれた。
新山さんは食料自給率が40%しかない日本における農林業を中心にした様々な課題に対し、
「綾部でやるささやかなものが、 何か手掛かりを秘めているかもしれない」 と思いを語った。
また来賓の四方八洲男市長は 「これまでに培ったノウハウを生かし、 活動を更に充実させてほしい」
とエールを送った。
法人化に向けて里山ねっとは、 正会員 (年会費5千円) を募集。 現在は2団体を含め60人余りとなっている。
入会の方法など詳しくは里山ねっと (47・0040) へ。
理事長を除く役員は次のみなさん。
副理事長=町井且昌▽理事=田中恒夫、 村上正、 山下民雄、 高倉武夫、 藤野均、
村上弘一、 森本浩明、 河北卓也、 幹田秀和▽監事=杉本好美、 井上信治
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