園児に人形劇で「人権の大切さ」訴える
福知山人権擁護委が吉美保育園を訪れて
|
|
福知山人権擁護委員協議会 (林田紘会長) の委員14人が17日、 有岡町の吉美保育園
(由良茂文園長) を訪れ、 人形劇を通して160人の子どもたちに人権の大切さを訴えた。
同協議会は大人を対象にした啓発活動を主に行っているが、 就学前児童や小学校低学年など小さいころからの意識づけが大切と考え、
初めて子どもを対象にした人形劇に取り組んだ。
「みんなすてき」 と題した人形劇は、 自分にないものをほしがる豚やキリン、
魚がそれぞれ、 夢の中で望みをかなえてもらうが、 結局は元の自分が一番だということに気付くという内容。
委員らは 「みんなも一人ひとり違う。 すてきなあなたを大事にし、 お友だちも大事にしましょう」
と呼びかけた。
林田会長 (64) =福知山市=は、 「子どもたちに人形劇を通じて分かりやすい情報を提供することで、
家に帰って親とも話をするはず。 この活動で効果が出ればうれしい」 と話していた。
|