「地産地消」 の観点で今年度から地元産の野菜を給食の食材に使っている豊里小学校
(栗町、 薗田宏子校長) の児童たちが7日、 小畑町の栽培農家を訪れ、 野菜が作られている様子を取材した。
同校に野菜を提供しているのは、 小畑町の女性グループ 「空山グループ」
(塩見弘子代表、 6人)。 みその製造・販売も手掛けている同グループはハクサイを昨年12月に同校へ出荷して以降、
今年4月から旬の野菜を本格的に出すようになった。
このことを全校児童に知ってもらおうと、 同校児童会の給食委員会のメンバー10人が同グループについて調べたことを基にしながら壁新聞を作り、
校内に張り出すことになった。
スクールバスで小畑町を訪れた子どもたちは、 野菜づくりの喜びや苦労などについて質問。
同グループのメンバーらは、 子どもたちが安心して口にできるように農薬の使用を出来るだけ控えているため、
「生育の途中で虫に食べられると、 悔しい思いがする」 といった答えをしていた。
このあと子どもたちは、 実際に野菜が栽培されている現場を見学。 ビニールハウス内で育てられているナスやキュウリの花を写真に収めるなどしていた。
同グループの村上とみ子さんは、 「私たちが一生懸命作った新鮮な野菜を残さず食べて、
心も体も健康で勉強やスポーツに励んでほしい」 と子どもたちに話していた。
同校では今後、 同グループのメンバーを招き、 一緒に給食を食べることも予定している。
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給食の野菜はこうして育てられているんだね
「地産地消」食材使う豊里小の
児童らが栽培農家を訪れ取材
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