冠婚葬祭などの際に市内各地で食されている郷土・伝統料理の試食会が3日、
里町の市中央公民館で開かれた。 市生活改善グループ連絡協議会(和久眞佐代会長、
16グループ計166人) が総会後の昼食時に催したもので、 会員らは昔ながらの手作りの味を満喫した。
同協議会は総会時にこれまで、 各グループが調理した 「自慢料理」 を持ち寄り、
バイキング方式で昼食をとっている。 今年は 「自慢料理」 に加え、 「地産地消」
の観点から地域で長年受け継がれてきた料理を見直し、 後世に伝えるきっかけにしようと、
各グループに伝統料理の掘り起こしと料理の持参を呼びかけた。
この日、 会場には白和(あ)えや栗ご飯、 ムカゴご飯など様々な料理が並べられた。
その中には、 「建田(たった)の金刀比羅さん」 の時のもてなし用に作られる大根ご飯や、
冠婚葬祭の翌日の後片付けの 「まな板流し」 に作られていた焼きサバ入りかやくご飯といったものもあった。
参加した会員の中には 「いろんなものを味わってみたい」 と、 取り皿いっぱいに料理を盛り付けている人もいた。
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「地産地消」の観点から手作り料理の味を満喫
市生活改善グループ連絡協が試食会
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