あやべ市民新聞 on web NEWS INDEX & PHOTO NEWS
2004.3.5
菅直人・民主党代表が綾部の養鶏農家視察
丹波町の鳥インフルエンザ問題で
 船井郡丹波町で発生して大問題になっている鳥インフルエンザによる京都府内での影響を把握するため、 民主党の菅直人代表が4日午前、 養鶏農家、 峰地幹郎さん (57) =井根町=が経営する八津合町内の養鶏場を視察した。 峰地さんは、 綾部市内全域でも移動禁止の措置が取られているため卵が出荷できない経営の窮状を説明しながら、 「国レベルで養鶏農家に対する補償を早く決めてほしい」 と菅代表に訴えた。
 食の安全を基本にした農業を長年実践している峰地さんは現在、 採卵用に1300羽、 肉用に250羽の鶏を飼育している。 いずれも平飼いで、 鶏が鶏舎内を自由に動き回れるようにしている。
鶏舎内に入った菅代表は、 まず異臭がないことについて尋ねた。 峰地さんは、 えさの中に乳酸菌などを混ぜる飼育法を取り入れ、 鶏糞(けいふん)を野菜などの有機農法にも活用していることを説明した。
 峰地さんは現在の経営状況を話し、 卵1個の単価が40円と通常のものより高く出荷していることから 「補償は一般の卵価を基準にするのではなく、 配慮してほしい」 と要望していた。
 この日、 市内の5戸の養鶏農家を訪問していた四方八洲男市長も峰地さん方で菅代表と同席。 四方市長は菅代表に対して、 1カ所で大量の鶏を飼育する問題点を指摘するとともに、「地産地消」 の大切さを説いていた。
菅民主党代表と四方市長ら養鶏農家視察

 冠婚葬祭などの際に市内各地で食されている郷土・伝統料理の試食会が3日、 里町の市中央公民館で開かれた。 市生活改善グループ連絡協議会(和久眞佐代会長、 16グループ計166人) が総会後の昼食時に催したもので、 会員らは昔ながらの手作りの味を満喫した。
 同協議会は総会時にこれまで、 各グループが調理した 「自慢料理」 を持ち寄り、 バイキング方式で昼食をとっている。 今年は 「自慢料理」 に加え、 「地産地消」 の観点から地域で長年受け継がれてきた料理を見直し、 後世に伝えるきっかけにしようと、 各グループに伝統料理の掘り起こしと料理の持参を呼びかけた。
 この日、 会場には白和(あ)えや栗ご飯、 ムカゴご飯など様々な料理が並べられた。 その中には、 「建田(たった)の金刀比羅さん」 の時のもてなし用に作られる大根ご飯や、 冠婚葬祭の翌日の後片付けの 「まな板流し」 に作られていた焼きサバ入りかやくご飯といったものもあった。
 参加した会員の中には 「いろんなものを味わってみたい」 と、 取り皿いっぱいに料理を盛り付けている人もいた。
「地産地消」の観点から手作り料理の味を満喫
市生活改善グループ連絡協が試食会
持ち寄った料理を皿に盛る会員ら
NEWS INDEX  2004.3.5付
◎地区婦人会 相次ぎ消滅へ
 西八田と奥上林は今年度限り、中筋と山家も解散か
 歯止めきかない会員減少
 市連合婦人会 打開策に個人会員募集も
◎風声 府立医大病院から見た東山 大阪府交野市 四方剛
◎菅直人・民主党代表が綾部の養鶏農家視察
 丹波町の鳥インフルエンザ問題で
◎土井一郎さんが永年勤続功労章 消防庁長官定例表彰で
◎登壇18議員の質疑概要 3月市会一般質問(上)
 日曜議会では4会派が代表質問
◎由良川考古学散歩(118)
 琴柱のことは忘れてね
◎カラオケBEST10
◎新刊ベストセラー
◎「明治生まれの俳諧自分史」
 町井貞一さん 98歳の誕生日に自費出版へ
◎あやべ文芸
 ・俳句
  清山荘俳句会
  寸紅社
 ・短歌
  すみれ会
◎「地産地消」の観点から手作り料理の味を満喫
 市生活改善グループ連絡協が試食会
◎綾部小4年の志賀萌さん優秀賞
 府立2郷土資料館の愛称入賞作決まる
◎綾部高校などで一斉に一般入試
◎西尾賢治さん おめでとう!
 交通安全推進団体関係者ら 「緑十字金章」受章祝賀会催す
◎「ミツバチも家畜、衛生管理に力注ごう」
 府養蜂組合中丹支部が総会と研修会を開く
◎8日に最後の特設申告相談所
 福知山税務署がI・Tビルなどで
◎来週のFMいかる
◎本社福祉基金へ寄託
◎告知板
◎おめでとう
◎おくやみ
◎満1歳になりました