| 昭和62年 |
| 【４月４日】「ともしび」が本紙を視覚障害者向け録音 |
あなたも市民新聞が聴けます
市社会福祉協議会の対面朗読ボランティアグループ「ともしび」（黒川泰信代表）がこのほど、目の不自由な人のためにあやべ市民新聞をテープに録音、市社協や盲人協会を通じて希望者に無料で貸し出すことに。毎月会員が本紙の１カ月分を90分テープに編集、録音するもの。
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| 【５月６日】丹の国まつりに武者行列が登場 |
雨をついて武者行列
約70年前に始まった蚕まつりに端を発する「あやべ丹の国まつり」（同まつり合同会議主催）は３日から３日間、綾部市の市街地や味方町の紫水ケ丘公園などで多彩な催しが繰り広げられ、今年はメーンイベントとして12年ぶりに武者行列が登場して人気を集めた。
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| 【５月13日】子どもの悩み相談所ボランティアで開設 |
電話でこどもの悩み相談
「子どもたちの心の痛みを受けとめたい」―。栗町でボランティアで青少年育成相談所を開いている田中綾市・豊里保育園理事長（62）はこのほど、電話による「子供なやみ相談１１６番」を開設。学校や家庭、友人や進路問題など子どもたちの抱えている様々な悩みを共に分かち合い解決に向け取り組もうというもの。
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| 【５月23日】子どもの将来の夢本社がアンケート |
夢は穏やかで現実的
「綾部の小学生が大きくなってなりたい職業のトップは、男子がプロ野球選手、女子は保母や学校の先生」―。あやべ市民新聞社では綾部の子どもたちが自分の将来についてどう考えているかを知る手がかりをつかもうと市内の小・中学校（計７校）に協力を依頼してアンケート調査を行ったが、その結果、小学生が夢みているのはこのような職業で、中学生は男子がサラリーマン、女子が保母や学校の先生であることがわかった。
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| 【６月27日】綾部簡易裁判所が統廃合の対象に |
存廃の危機に立つ綾部簡裁
綾部簡易裁判所（新町、太田清裁判官）がいま、国の行財政改革の影響をうけ統廃合の危機にひんしている。法務省では９月をめどに法制審議会の答申を得る予定。同審議会が最高裁の統廃合案を是認すれば、対象となる簡裁のある地方自治体や地裁の意見を聴いた上で、９月以降の通常国会に法改正案を提出する考え。司法の分野にまで行革の波が押し寄せてきたわけだが、本来は民衆の駆け込み裁判所であるべき存在の簡裁の存廃にかかわる重要な問題だけに今後、綾部市がこの統廃合案に対しどんな対応をするのかが注目される。
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| 【７月22日】綾高野球部無念規定で没収試合に |
勝ちながら無念の綾高ナイン
第68回全国高校野球選手権京都大会は第３日の20日、福知山市の福知山球場でも２回戦が行われ、シード校綾部は第１試合で洛西を破ったが、綾部が未登録選手１人をベンチ入りさせていたことが分かり特別規則で没収試合となり、無念の涙を飲んだ。
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| 【８月12日】水道料に悲鳴あげ松寿苑が井戸掘る |
掘り当てた金脈の井戸水
かさむ一方の水道料に悲鳴をあげていた社会福祉法人・松寿苑（田野町、武内弘施設長）でこのほど、祈るような気持ちで井戸を掘ったところ大当たり。豊かな地下水脈にぶつかり、「こんなにたくさんの水をどう有効に使えばよいのか…」とうれしい悲鳴をあげている。
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| 【８月26日】市議会議員の数定数削減で24人に |
旧町区の地盤沈下目立つ
80年代後半の綾部の政治の流れを占う意味で注目された市会議員選挙は24日、投・開票が行われ24人の身近な議員さんが誕生した。
定数削減による26人の少数激戦の結果、▽共産党の得票大幅アップ▽社会党の伸び悩み▽旧町区の政治面の地盤沈下の表面化▽世代交代の進行―などが明らかに。投票当日の有権者は３万１２７２人。投票率は市議一般選挙史上最低の84・92％だった。
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| 【９月２日】日の丸の常時掲揚高教組が反対運動 |
綾高でも日の丸論争
府教委が夏休み中にほとんどの府立高校で「日の丸」の常時掲揚に踏みきったのに対し、府立高教組などが反発しているが、綾部高では１日、高教組綾部高分会が新学期が始まって登校してきた生徒に「日の丸」常時掲揚反対運動への理解を求めるビラを配布する一方、藤原治喜校長が始業式で常時掲揚の理由を説明した。
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| 【10月17日】クリとマツタケ作柄は期待外れ |
秋の味覚は大番狂わせ！
10月も半ばを過ぎて秋たけなわの季節となったが、綾部特産のクリとマツタケの作柄はまったくの期待はずれ。
特に昨年あれほど出回ったマツタケは大凶作の一昨年ほどではないが、出荷実績は昨年同期の５分の１程度。市場価格はキロ当たり10万円まではね上がり、市農協では一般への小売りを断る支所も出ている。
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| 【10月24日】広小路の映画館跡帝国館が取り壊し |
帝国館の取り壊し始まる
映画の黄金時代であった昭和初期を中心に大衆娯楽の殿堂として市民ともなじみ深かった広小路１丁目の映画常設館跡「帝国館」の取り壊しが21日から始まった。
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| 【11月７日】グンゼが創立90周年迎え式典 |
グンゼ満90歳迎える
明治29年（１８９６）の創立から数えてちょうど今年で満90歳を迎えたグンゼ株式会社（遠藤源太郎社長）は６日、青野町の綾部本社で、市内外の関係者ら約６５０人を集めて盛大に90周年の記念式典を催した。
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| 【11月25日】全国足利氏ゆかりの会設立総会 |
足利氏の遺徳や偉業たたえる
室町幕府を開いた日本の歴史上の重要人物・足利尊氏を生んだ足利氏にゆかりのある全国の市町や団体、社寺などが参加してこのほど、「全国足利氏ゆかりの会」が新しく発足。18日に綾部市で開かれた同会の設立総会で会則を決め、今後、足利氏の偉業や遺徳を広く紹介するとともに、お互いの市町間で交流を深めることなどを確認し合った。
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| 【12月９日】小学校のいじめ０ 中学校でも半減に |
悪質いじめ、いやがらせ激減
府中丹教育局がこのほどまとめた綾部市をはじめ管内の３市３町の小・中学校計93校の１学期（４月１日～８月末日）の問題事象状況によると、昨年同期に10件もあった小学校の「悪質ないじめ、いやがらせ」がゼロになり、中学校でも件数で半減していることがわかった。
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| 【12月23日】“３ない”運動でエアガン追放を |
危険なエアガン追放しよう
「買わない」「持たない」「使わない」の３ない運動で危険なエアガンを追放しよう―。市小学校生徒指導委員会と市中学校生徒指導委員会は、最近社会問題になっている弾の飛び出す危ないガン（空気・バネ式）について、小・中学生がどれだけ所有しているかを合同調査を実施。16日現在で、小学校では綾部など13校の児童３５６０人のうち、弾の飛び出すガンを持っていたのは15・９％。中学校（６校）では２０８２人のうち11・２％だった。
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| 昭和６２年 |
| 【１月23日】採算とれるのは１㌦170円以上 |
円高台風吹き荒れる
「採算がとれる円の為替レートは１ドル１７０円以上だが、景気は今後も現状推移か悪化するとみており、企業内努力と自社製品の開発へ向けた設備投資をするほかない」―。府、商工会議所とともに市は昨年11月末、市内企業の円高などによる影響調査を行ったが、その結果、円高などに苦しみながら懸命に企業内努力で切り抜けようとしている企業の姿が浮き彫りになった。
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| 【２月20日】白道路、志賀郷の一部に上水道が |
長年の水不足やっと解消
慢性的な水不足の悩みを解消しよう―と市は61年度から３カ年計画で「北部無水源簡易水道整備事業」に着手しているが、第１段の白道路、志賀郷両地区の簡易水道を上水道に切り替える工事がこのほど完了。一部の家庭で試験通水が始まり、４月から両地区の全域で本格通水できるめどがついた。
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| 【２月27日】売上税導入決定綾部でも戸惑い |
売上税に戸惑いあらわ
政府・自民党が導入を決めた売上税は経済界や国民の間で大きな戸惑いと混乱を招いているが、綾部市では問題が国政レベルのこととあって各団体、機関とも国会の成り行きを見守ったり上部団体の指示を待って動くところが大半を占めている。ただ、問題が市民生活や地方の行財政、政治経済と密接にからむため、市の新年度予算案、３月定例市議会、４月の府議選などでも避けて通れない問題となっており、それぞれの対応に市民の注目が集まりそうだ。
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| 【３月10日】福知山などへは市外局番なしに |
電話は市外局番がなしに
福知山と周辺３町へは「０７７３」を回さなくても電話がかかるようになります！ ＮＴＴは「綾部と福天地方との間で市外局番を回さず電話ができるようにしてほしい」との要望にこたえ社内での検討を重ねてきたが、このほど許可が下り交換機の取り替え工事もめどがついたため、26日から「閉番号化サービス」が実現することになった。
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| 【３月27日】国鉄綾部駅前の駐車場を有料化 |
４月１日からは有料化に
国鉄綾部駅前の無料駐車場が４月１日からの民営化に伴って20分以上の駐車については有料化される。この駐車場はこれまで、同駅を利用する人たちのため「短時間の駐車に限って」無料開放するのが建前だったが、実際は（長時間駐車を規制できない）野放し状態になっていた。
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