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市議会議員選挙(市議選)


選挙はどうやってするの?

あやべっ子 しんぶん教室
 市議会議員の4年の任期(役目を任された期間)が終わるため、綾部市では今年の8月に議員を選び直す選挙が行われます。
平成14年8月の市議選の開票作業
 そこで、市の選挙管理委員会で市議選のことや選挙管理委員会の仕事について尋ねました。

 投票日が決まると、その7日前に選挙管理委員会が「何月何日に選挙をする」ということを市民に知らせます。これを「告示」といいます。告示をした日の午前8時半から午後5時までの間に立候補の受付がされます。

 市会議員に立候補するには、日本国民であること、立候補できる年齢の満25歳以上であること、満20歳以上の人に与えられる選挙権を持っていることなどの条件を満たしていなければなりません。

 選挙権はその選挙が行われる日の3カ月以上前から、選挙が行われる地域に住んでいる人が得られます。今度の市議選では、5月19日までに綾部市民になった人です。6月2日の調べでは綾部市には3万1686人の有権者がいます。

 綾部市の市会議員の数は、これまで22人だったのが今回の選挙から18人に減ります。

 受付を済ませた立候補者は1週間の選挙活動をします。自分の意見や人柄を多くの人に知ってもらうために、個人演説会を開いたり街中で演説をしたりします。  

 現在綾部市には40の投票所があり、また、立候補者のポスターを張る掲示板は280余りあります。

 この投票所の準備をしたり掲示板を立てたりするのが選挙管理委員会です。ほかにも、投票所の入場券の郵送や投票用紙の準備をし、一人でも多くの人が投票に行くように呼びかけたりします。

 投票時間が終わると、投票箱を市民センターに集めて130人の人たちが開票をします。

 投票した人の数と投票された用紙の数が合うかどうかの確認や、読み間違い、数え間違えのないよう十分に気をつけながら開票作業は行われます。

 投票された用紙には読みにくい字、いろんな読み方ができて「この候補者の名前」と決めにくい字などのものもあります。そういった票は審査をする係りの人が審査をします。見た感じや声に出してみてどう読むのが最も自然かを判断します。投票した人の意思が無効にならないように精一杯の努力をされているそうです。
紙面掲載日:2006年6月23日付