現在の位置・・ホーム>>子どものページ>>しんぶん教室>>市議会
市議会


市民の幸福のため
話し合う

あやべっ子 しんぶん教室
 今回は、市議会について市役所で尋ねてきました。
市議会
 市議会は、市民全体の幸福のために、市役所がどんな仕事をしたら良いのかを話し合いで決めるという役目を持っています。

 綾部には、選挙によって選ばれた市民の代表である22人の市会議員がいます。でも今は1人が辞められたので21人です。

 議会は3月、6月、9月、12月に開くことが決められています。これを定例会と言いいます。それ以外の時でも、決めなければならないことや相談しなければならないことがあり、全議員の4分の1以上の議員が「議会を開きましょう」と要求すれば議会が開かれます。これを臨時会と言います。

 本会議は、議員の中から選ばれた議長によって話し合いが進められます。議長は話し合いが正しく行こなわれているかに気をつけたり、話し合いを整理したりする大切な立場です。市役所が行うことのすべては、全議員の半数以上の賛成があり、議会で認められないとできません。

 市議会で最も大切なのは、市役所が使うお金をどこにどう使うかを決めること。道路を直したり建物を建てたり、いろんな活動を応援したりします。

 でも、市民のみなさんの全部の希望を叶えることはできません。そこで、内容を詳しく調べて、相談をします。そして、「今年はこの道路を修理しよう」とか、「ここに集会所を建てよう」とかが決められます。

 そのほかにも、「前にお願いしたことは今どのように相談してもらっているのか知りたい」とか、「○○の計画はどこまで進んでいるのか」といった質問に、市長や係りの人が答える一般質問という会議もあります。

 市議会の本会議は公開されていて、だれでも見学できます。みなさんも、市議会がどんなふうに行われているのか見学に行ってみてください。
紙面掲載日:2006年3月24日付