2010.12.24pickup02

古屋でニホンカモシカ保護
ニホンカモシカ保護

応急処置をする獣医師ら(福知山市で)

 睦寄町古屋で23日午後4時頃、国指定特別天然記念物のニホンカモシカが保護され、福知山市の野生動物保護センターに運び込まれた。綾部市内で健康なニホンカモシカが生きて保護されたのは過去28年間では初めて。24日午前9時現在、このニホンカモシカは生きている。

 東京からの来訪者を案内していた渡辺和重・古屋自治会長(59)ら2人が鹿よけの網にかかっているのを見つけた。このニホンカモシカは体長70センチ、体重20キロの雄で今年5月に生まれたとみられる。この日は同センターの二本松昭宏獣医師が抗生物質入りリンゲル剤を注射するなど応急処置をした。

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